アスリートが実施する“高地トレーニング”は、低酸素状態で身体に負荷をかけるため、効率的に運動できるといわれています。2016年末、そんな上質なトレーニングを手軽に体験できる日本初の専門スタジオが誕生しました。ハイアルチテュード(高地状態)から取った造語「ハイアルチ」の名を持つこの施設、正月太りをしてしまったという人はぜひチェックしてみてください!
2500m級の高山と同程度の空間だから短時間でも効果が高い!
そもそも「ハイアルチ」とは一体どんな施設なのかというと、独自開発した設備により2500m級の山と同程度の“高地状態の空間”で運動ができる日本初の専門スタジオです。スタッフが心拍数や血中酸素濃度を計測し、メニューを調整してくれるので、無理なく目的に合った運動が行えます。
ハイアルチテュードマネジメント
ハイアルチ
初回体験3000円、入会金1万円、スタンダード会員2万円(月8回)
【高地トレーニングで効率的に運動できる理由】
アスリートが高地でトレーニングを行っているニュースを目にしたことがあると思います。これは低酸素環境では心肺機能が鍛えられるだけでなく、ミトコンドリアが活性化して持久力が向上するなど、疲れにくい身体へと変えられるため。さらに、ダイエットやアンチエイジングなど美容効果を見込めるとあってオーストラリアや欧米では高地状態の空間を作り出す専門スタジオがブームとなり、アスリート以外にも広まっています。
そして、日本でも2016年12月に専門スタジオ「ハイアルチ」が東京・三軒茶屋にオープン。これまで高地トレーニングには、交通の不便さに加え、高山病のリスクなど高いハードルがありました。低リスクでトレーニングを行える施設の登場で、2017年は日本でもブレイクしそうです。
【ハイアルチの施設内部はガラス張り空間】
1F:ラン&ウォーク
高地状態の空間。歩いたり走ったりできる自走式ランニングマシンが5台あります。
2F:ストレッチルーム、シャワー&ロッカー
高地状態空間のストレッチルーム。トレーニング前にここでストレッチができます。
【トレーナーが語る高地トレーニングの効果】
トレーナーの新田 幸一さんに、ハイアルチの高地トレーニングで得られる具体的な効果を解説していただきました。ポイントは大きく以下の2点。
(1)30分で2時間分の運動効果が得られる
「高地のような低酸素状態にいるだけで身体に強い負荷がかかります。そのため、30分歩くだけで通常の2時間分の運動に匹敵するといわれています」
(2)疲れにくく痩せやすい体づくりができる
「身体が高地状態に順応することで、疲れにくい身体作りにつながるエリスロポエチンが増加。脂肪の燃焼を促進するミトコンドリアも活性化します」
どちらも、楽して痩せたいひとには嬉しい要素。あまり運動が好きじゃなくても、たった30分歩くだけなら続けられるはず。まずは初回体験で、効果を実感してみてください。
【解説してくれた人】
ハイアルチテュード マネジメント 新田 幸一さん