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2025/7/5 11:30

サンコー「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」を使うとほかほかモチモチご飯がオフィスの自席で実現してしまう

日頃のオフィスランチ、自炊したご飯をお弁当にして持っていけば経済的かつ健康的ですよね。かくいう筆者も週2回ほどはお弁当生活をしています。しかし、続けていくうちに「やっぱり炊き立てのご飯が食べたい」と思うようになりました。お米なら、“ほかほかふっくら”を求めてしまいます。

 

どこでも14分でお米が炊けるお弁当箱

サンコー
おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器
定価:6980円(税込)

 

↑上段:炊飯窯本体 下段:左から電源ケーブル、計量カップ(米と水の計量用)、予備つまみ(フタのお手入れ時に使用)

 

そんな折に見つけたのが、サンコーの「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」。電源さえあれば、どこでも最短14分で一人前(0.5合)のお米が炊けるというから驚きです。これなら、オフィスでのホカホカご飯も夢ではありません。そこで、気になることといえば、

・本当に14分で0.5合がしっかりと炊けるのかどうか?
・お弁当生活を続けたくなるようなおいしさかどうか?

……この2点は、実際にオフィスで使用する前に確認しておきたいポイントです。

 

というわけで、自宅で検証してみました。さっそくレビューしていきます。

 

米と水をセットしてスイッチオンするだけ!

使用方法はいたって簡単。生米を0.5合と、水を指定の水位までセットしてスイッチをON。あとは待つだけです。

↑ケーブルの長さは約1.4mあるので、コンセントまで多少距離があっても大丈夫。

 

↑水位のメモリは、炊飯窯内側の刻印で一目瞭然。

 

↑電源ケーブルの差し込み口は炊飯窯の側面にあります。

 

蒸らす時間を含めなければ、確かに14分で0.5合分のお米が炊けました。

 

手元のタイマーで残り5分をきったあたりから、炊飯窯の中からこぽこぽと炊飯される音が聞こえてきますが、聞き耳を立てないとわからないくらい静かです。フタの上にある蒸気穴から出てくる蒸気も、目視が難しいくらいのレベル。これなら、デスク横で炊いていても悪目立ちする心配はなさそうです。

↑スイッチをONにすると、本体側面にあるLEDランプが赤色に点灯し、炊飯開始。

 

なお、1合炊きなら炊飯時間は19分。0.5合炊きより炊き上がりが5分遅いものの、お昼休憩時間内に食べ終わることを考えても許容範囲といえるでしょう。心配な人は、お昼休憩時間から逆算して先にスイッチをオンにしておくと、良いかもしれません。

 

保温機能付きなので、多少食べ始めの時間が前後しても温かいままの状態でいただけるのはうれしいところ。

↑炊飯が終わると、本体のLEDランプが赤色から緑色へ変わって保温モードに。電源ONのままにしておけば保温状態が続きます。ただし、説明書によると、“安全上、長時間の保温はできません”との記載があるので注意が必要です。

 

実際に1時間半ほど保温してみましたが、フタを開けると湯気がしっかり立ち上り、アツアツのまま食べられます。

 

炊飯窯に十分な深さがあるのも好ポイント。 0.5合を炊き上げた炊飯窯の上から、市販のレトルトカレー一人前(180g)をかけてもこぼれることなく、そのままいただけます。

↑この、炊飯器をお皿代わりにするスタイルなら、余分なお皿も使わず、お皿を並べるスペースも要らず、一石二鳥。その分の洗い物も減ることを考えたら一石三鳥ではないでしょうか。

 

 

実食。ほかほかモチモチでおいしい!

肝心のお味のほどですが、わずか14分で炊いたとは思えないほど、もっちりとした仕上がり。

↑硬さはなく、意外にもモチモチ食感!

 

↑しゃもじですくった感覚もやわらか。

 

芯もなく、ムラなく炊けていてとてもおいしかったです。ただ、お米と水分量が合わなかったのか、ふっくらという感じではありませんでした。

 

説明書には、“炊飯窯の水位はあくまで目安なので、おいしく炊くためには、付属の計量カップで水を計って炊いてください”といった趣旨の記載がありましたが、筆者は計量カップの工程を割愛。これが原因かもしれません。お米も水も目安量で測りがちな人は、最初から自分好みの炊き上がりに仕上げるのは難しいでしょう。しかし、実験気分でいろいろ試すのも楽しそうです。

 

蒸らし時間については、5~10分を推奨されていますが、忙しい昼時を想定してこれも割愛。それでもモチモチに仕上がったので、蒸らせばもっとみずみずしいことでしょう。

 

ちなみに、今回は普通の白米を炊きましたが、玄米や無洗米も炊けます。

 

説明書には、炊飯窯でお米を研ぐとコーティングの剥がれなどの原因になるので研がないでください、との記載があったので、オフィスで炊く際は、無洗米を持参するのが良さそうです。

 

 

日々のお弁当箱としての導入はじゅうぶんアリ!

いずれにしても、この出来栄えなら日々のお弁当箱としての導入はアリ! たとえおかずが冷えていたとしても、残念さが帳消しになるくらいのおいしさです。

 

サンコーの公式通販サイトには、炊飯以外にも、ナポリタンや鮭の蒸し焼きなどのアレンジレシピが掲載されています。うまく取り入れれば、マンネリ化せずに楽しくお弁当生活を続けられそうです。

 

重さ844gを受容できるかどうか?

タイパも味も申し分ない本品なのですが、あえてイマイチな部分を挙げるとしたら、本体質量が約740gと少し重めなところでしょうか。炊飯に必要な炊飯器本体と電源ケーブル、計量カップ、お米(0.5合)を全部足すと総量は844gです。

 

この「炊飯器弁当箱」の重さを「ご飯とおかずが入った普通のお弁当箱」と比較してみましょう。

 

一合(600ml)まで入るお弁当箱(容量700~800mlほど)の重量は約300gほど。そこへ炊飯された0.5合のご飯約75gとおかず約250g~350gを入れると、全体の重さは約625g~725gとなります。この計算方法だと、おおよそ119g〜219gほど炊飯器弁当箱のほうが重い結果に。

 

日々使用することを考えると、持ち運びが少し大変と思うかもしれません。とはいえ、ほかほかモチモチのお米が自宅以外でも食べられると思えば、目をつぶれる範囲ともいえます。

 

サンコーの「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」を導入すれば、お弁当生活がもっと楽しくなりそうです。

 

 

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