2017年は生活家電のなかでも特に「調理系」が大きく進化。斬新な設計・機能が魅力の「バーミキュラ ライスポット」が登場し、話題お集めたほか、「ハンディ炊飯器」のような“おひとりさま家電”が人気に。今回は、その対照的な2大ヒット炊飯器のヒミツに迫ります!
炊飯器その1
販売開始と同時に数千個の初回入荷分がすべて売り切れ!
<2017年9月11日発売>
サンコー
ハンディ炊飯器
4980円
水蒸気の力でご飯をふっくらと炊き上げる小型の炊飯器。卓上調理が可能で茶碗1杯分を2つ同時に炊けます。容器が2つあるので片方はおかずを温めるのにも使用可能。
【ヒットのワケ】
電源と少量の水さえあれば簡単に炊きたてのごはんや温かいおかずが食べられる手軽さに加え、弁当箱サイズのコンパクトさが魅力。4980円とリーズナブルな価格も人気を後押ししました。
炊飯器その2
発売と同時に1万5000台を受注!
<2017年11月9日発売>
バーミキュラ
ライスポット
8万6184円
高気密の鋳物ホーロー鍋と火加減が調整できるポットヒーターが合わさった炊飯器を超える炊飯器。シンプルな構造で楽に手入れができ、炊き上がりの種類もボタンひとつで選べます。
【ヒットのワケ】
「無水調理」ができる鋳物ホーロー鍋として人気だったバーミキュラ。これでご飯を炊くとおいしいと口コミで広がり、その声を受けて登場したライスポットも話題となり、大ヒットにつながりました。
【炊飯だけじゃない! ココもヒットの理由】
高気密だから具材の水分だけで濃厚煮込みも簡単にできる!
バーミキュラ ライスポットがヒットした最大の要因は「調理モード」にあります。材料の水分だけで料理が作れる「無水調理」はもちろん、温度は30~95℃まで1℃単位で設定可能。炊飯だけでなく火加減の難しい料理も簡単に作れることが人気の理由です。