家電
炊飯器
2018/10/7 19:30

プレミアム炊飯器6モデルを3人のプロが比較採点! 「格付け大試食会」

プレミアム炊飯器徹底比較!その3

土鍋炊きのおいしさをごくシンプルな操作で簡単に再現できる

長谷園 × siroca

かまどさん電気

実売価格8万6184

伊賀焼の老舗窯元「長谷園」と家電メーカー「siroca」が共同開発した、本物の土鍋を使用した電気炊飯器。土鍋ならではの遠赤外線効果により、外からの熱が米の内部に緩やかに届き、ふっくらとした炊き上がりを実現します。【炊飯容量:1〜3合】【内釜:伊賀焼炊飯土鍋】【食感/銘柄炊き分け:3通り/なし】【保温機能:なし】

SPEC●消費電力:1300W●加熱方式:シーズヒーター●炊飯メニュー数:5●サイズ/質量:約W300×H261×D300mm/約7.6kg

 

↑ややもっちり寄りの炊き上がり。米粒が大きく膨らみ、ひと粒ひと粒にみずみずしさを感じます。米粒同士がまとわりつくことなく、粘りのバランスも良いです
↑内釜は職人が手づくりした土鍋。熱しにくく冷めにくい性質が、かまど炊きのような温度推移を再現します

 

↑“呼吸する土”の特性により、温かいごはんから出た余分な水分を吸水し、冷めたごはんに補います

 

【3人の評価はコチラ!】

日本人が好む甘みともっちり感!

「甘みともっちり感が好バランスで、まさに日本人好みの味。冷やごはんにしても甘みは残っていて、むしろ冷やのほうがおいしいかも。粒感もあり、お弁当やおにぎりに◎」(コヤマさん)

 

土鍋ならではのメンテナンスが必要

「タッチパネル式で設定項目も少なく、操作はシンプル。ただ、土鍋の扱いはやや手間かも。使用後は完全乾燥する必要がありますが、本体に乾燥機能があるのはありがたい」(田中さん)

 

米粒のエッジの溶け具合が美しい!

「米粒に上品な光沢と透明感があり、みずみずしさを感じます。均一に熱が通っているとひと目でわかります。粒のエッジの溶け具合は一番美しく、喉を滑らかに通りました」(福永さん)

 

【JUDGEMENT】

「かまどさん」の味と雰囲気を見事に再現

人気の炊飯土鍋がそのまま電気炊飯器に。甘み、粒への保水は土鍋ごはんに限りなく近いです。使用後は内釜を乾燥させる必要があるなど、手入れが大変ですが、自動乾燥機能が付きます。

 

 

プレミアム炊飯器徹底比較!その4

おこげの香ばしさが漂う土鍋ならではの独特な炊き上がり!

タイガー魔法瓶

タイガー 土鍋圧力IH炊飯ジャー〈炊きたて〉JPH-A101

実売価格9万8360円

内釜に伝統工芸品「四日市萬古焼」の土鍋を使用し、土鍋が蓄えた熱を素早く米に伝導。本体内部の底に「遠赤土かまど」を搭載し、高い蓄熱性と高火力で米の甘み・旨みを引き出します。押麦・もち麦メニューに加え、麦がゆメニューも新搭載。【炊飯容量:1〜5.5合】【内釜:プレミアム本土鍋 四度焼き】【食感/銘柄炊き分け:3通り/なし】【最大保温時間:24時間】

SPEC●消費電力:1075W●加熱方式:土鍋圧力IH+可変W圧力IH●炊飯メニュー数:13●サイズ/質量:約W261×H220×D325mm/約7.0kg

 

↑「火かげん中」でもうっすらとおこげができ、独特の香ばしい香りが広がります。箸で持ち上げると弾力はあるものの、適度にやわらかく、もっちりとした粘り気も感じられました

 

↑蓄熱性の高い土鍋に、熱伝導性が高い「炭化ケイ素」成分を配合。熱伝導が従来の約2.5倍となりました

 

↑炊き上げ時に1.25気圧に圧力をかけ、その後減圧する「可変W圧力」を採用。弾力あるごはんに仕上がります

 

【3人の評価はコチラ!】

土鍋ならではのおこげを楽しむ炊飯器

「粘りが強くもっちりした食べ応え。おこげができやすくて香りが強い点は、土鍋内釜ならでは。冷やごはんにすると甘みがアップ。サバの味噌煮など濃い味の和食が合う」(コヤマさん)

 

専用ボタンで設定にも迷いナシ

「火加減、仕上がりは専用ボタンがあるので設定しやすく、音声ガイドもついているので操作性は◎。ただし内釜の土鍋が重くて割れやすいので、慎重に扱う必要があります」(田中さん)

 

粒立って白く見た目は好印象

「白くておいしそうな第一印象。表面にデコボコがなく、つるんと滑らかな光沢が感じられた。米ひと粒ひと粒が際立っているし、食欲をそそる条件が揃っています」(福永さん)

 

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おこげの香りが強めで個性的な炊き上がり

そこそこの甘みともっちりした食感はバランスがいい。ふつうに炊いても軽いおこげができ、香ばしい炊き上がりが特徴的。使い勝手はいいですが、内釜が重い点だけ要注意。

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