秋も深まりつつある11月19日、東京・丸の内にある三菱一号館美術館で開催されたパナソニックによる「大人のご褒美家電体験会」に参加してきました。美術館でステキな絵画を堪能させていただいたあとは、高画質な4Kコンテンツが楽しめる4Kテレビ「ビエラ」の美しさと、手軽に脚の疲れを取ってくれるエアーマッサージャー「コードレスレッグリフレ」を体験してきたので、その様子をレポートします!
4Kテレビはよりコンパクトに、より近くで見れるように進化した
まずはパナソニックの4Kテレビについて、プレゼンテーションが行われました。テレビのライフサイクルは7~10年だそうですが、実は今は、エコポイントや地デジ化を機に、多くの人がテレビを購入してから約10年のタイミング。2018年12月1日から「新4K8K衛星放送」がスタートしたこともあって、4Kテレビへの買い替え需要が高まっています。
では、テレビは10年前と何が変わったのでしょうか。まずは、テレビの額縁部分であるベゼルが細く、スタンドが小さくなったことで、同じ画面サイズでもコンパクトになりました。ということは、同じスペースに、より大画面のテレビが置けるということ。今まで50インチのテレビを置いていた場所に、55インチのテレビを置くことができ、それでもサイズ、質量ともにダウンするほどコンパクトになっています。
ちなみに「部屋が小さいから大きいテレビは置けない」という心配も無用だそう。テレビの適正サイズは部屋の大きさではなく、”適視距離”で決まっており、例えば55インチのテレビの場合、フルハイビジョンの場合は、高さ×3倍の距離として2m離れる必要がありましたが、4Kの適視距離は高さ×1.5倍なので1m離れればOK! 近くで見れば、そのぶん臨場感もアップします。
従来の4倍のきめ細かさで表現でき、有機ELも選べる
さらに大きな変化として、解像度が4Kになり、映像がきめ細かく、きれいになりました。従来のフルHDのテレビの画素数は、横1920画素、縦1080画素でしたが、4Kテレビは、横3840画素、縦2160画素と約4倍に。もちろん、同じ画面サイズなら画素数が多いほうが映像がきめ細かくなり、画質がキレイ、というわけです。ちなみに、この横3840画素が約4000画素で、1000はK(キロ)という単位で表すことから、4Kテレビと呼ばれるようになりました(※ただし、読み方はヨンケー)。
また、デバイスを従来の液晶テレビと有機ELテレビから選べるのも、4Kテレビの魅力。有機ELは画素が独立して光る自発光のため漆黒を表現することができ、よりなめらかで美しい画質が楽しめる利点があります。実際、4Kテレビで名画をいくつか映し出していましたが、その色の鮮やかさときめ細かさには驚かされました。特に油絵は、キャンバスの素材感から塗り重ねた立体感まで感じられ、まるで実物を見ているかのよう。
なお4Kテレビで見られるのは、既存の4K放送・配信のほか、12月1日から開始した新4K衛星放送(一部有料)で、4K放送を見るには4Kチューナーが必要です。またインターネットによる映像配信は、チューナーがなくても楽しむことが可能。やはり、2020年のオリンピック・パラリンピックを前に、高画質な4Kテレビが気になるところです。