家電
調理家電
2018/12/29 20:00

シロカのキッチン家電が独自進化!「1分で焼くトースター」と「鍋としても使えるケトル」

伊賀焼の炊飯土鍋を電化した炊飯器「かまどさん電気」が大ヒットを収めるなど、いまノリにノッているシロカが、また新たにキッチン家電2モデルを発表しました。

 

「すばやき」は圧倒的な加熱性能が特徴。高火力ヒーター、庫内の反射板による熱反射の最大化などで焼き時間1分を実現しました。シロカ 商品開発部 開発グループマネージャー 小川大助さんによれば「速さはおいしさを求めた結果」だとか。

 

「トーストを素早く焼くと水分が逃げず、逆に外側の水分が中に集まる。これがおいしさの秘密です」
一方、「ちょいなべ」は「ケトルでお湯だけ沸かすのはもったいない」との発想から誕生。少人数の鍋料理、温度管理の面倒なチーズフォンデュまで手軽に作れます。

 

「“ていねいに、うつくしく、こだわって”が当社のモットー。これを追求し、デザインもシンプルに美しく仕上げました」(小川さん)

 

同社製品は今後、キッチン家電分野でより存在感を増しそうです。

 

素早く焼き上げることでパンの水分を逃がさず“サクもち”

シロカ

プレミアムオーブントースター「すばやき」

実売予想価格1万6070円(2枚焼き)、2万1470円(4枚焼き) 2019年1月25日発売

加熱1分で外はサクッ、中はもっちりの絶品トーストが完成。高火力ヒーターと反射板、循環ファン、扉の低放射ガラスで庫内温度を一気に最高280℃まで上げます。揚げ物の温め直しもおいしくできます。

SPEC:●消費電力:1400W●設定温度:100〜280℃(無段階)●タイマー:最大15分●サイズ/質量:W350×H229×D286㎜/約3.5㎏(2枚焼き)

 

↑直感的に操作できる3つのダイヤル。コンベクション(循環ファン)のオンオフ、100〜280℃の温度調節、〜15分の加熱時間調節が可能

 

↑コイル状のヒーターの下の反射板で、輻射熱を食材に集中。奥のディンプル加工で、一部に偏る熱を乱反射させてムラなく加熱します

 

↑正面の扉は取り外し可能。パンくずや油汚れの掃除が手軽に行えます。扉のガラスは熱を逃がさぬようミラーコーティングを施しています

 

温度にこだわった湯沸かしに加え“ちょこっと調理”にも使える!!

シロカ

おりょうりケトル「ちょいなべ」

実売予想価格1万1880円(2019年2月9日発売)

ヒーターを台座部分に搭載したことで、本体部分の丸洗いが可能に。ケトルとしてお湯をたっぷり沸かせるうえ、小鍋としてインスタントラーメンや卵なども直接入れて調理できます。ふたはロック機能付き。

SPEC:●消費電力:1200W●温度調節機能:40〜100℃●保温機能:60分●容量:1000㎖●サイズ/質量:約W282×H183×D182㎜/約1.8㎏

 

↑ケトルと小鍋のハイブリッド的なデザインが面白い。インスタントラーメンを調理して本機から直接すする……なんてワイルドな使い方もアリです

 

↑湯温は無段階調節でき、緑茶や紅茶を温度にこだわって淹れられます。熱燗もひと肌からアツアツまで作れます。レトルト食品の湯せんにも便利です

 

文/平島憲一郎 撮影/我妻慶一(商品)