食器カゴが不要になり、キッチンの使い勝手が良くなった
なお、当初、「本機を導入することでキッチンスペースが狭くなるのでは?」という心配がありましたが、いまはほとんど不便を感じていません。というのも、以前は食器カゴをシンク横に一時的に置く場所に加え、食器カゴを収納するためカップボードにスペースが必要でしたが、本機の導入により食器カゴが不要になったため。本機は従来、食器カゴがあった場所に設置し、カップボードには新たにスペースが生まれたため、かえって使い勝手がよくなっています。
また、食器カゴは常に濡れている状態なので、すぐに黒カビが生えてしまい、定期的な漂白がとても面倒でした。今回、食器カゴは不要なので捨ててしまったため、あの汚らしい食器カゴを見ることがなくなり、漂白の手間もなくなったのです。このメリットは大きい!
残さいフィルターと排水口を手洗いする必要あり
お手入れに関して、残さいフィルターは、週1回ブラシなどで水洗いする必要があります。我が家では、手洗い時からの習慣で、残さいやひどい油汚れはボロ布かラップ、スクレーパーである程度拭ってから食洗機に投入しているため、それほど汚れがたまりません。残さいが食洗機に残っていると雑菌が繁殖してニオイのもとになりますし、排水管が詰まる原因にもなるので、大きな残さいとひどい油は一度拭ってから食器を洗うことをオススメします。また、庫内を手入れする頻度は月2~3回が目安。食器を入れずに、使っている食洗機専用洗剤を約10g入れて運転するだけでOKです。
導入のメリットはやはり絶大だった
使ってみてわかった結論をまとめると、以下の通りになります。
●手洗いよりキレイになる(一部除く)
●手荒れしない
●時産になる
●シンクがいつもキレイ
●カビが付きやすい食器かごが不要に
こうしてみると、本機のメリットはやはり絶大。妻や娘はもう「食洗機なしでは生活できない」と言っています。家族団らんの時間を増やし、清潔に過ごせるなど、QOL(quality of life…生活の質)の面でも、大いに納得できるモデルでした。
なお、パナソニックでは2018年10月末、小さいものや軽いものを固定できる「ちょこっとホルダー」を新搭載した新モデルNP-TH2(実売価格7万2930円)を発売。同時に、ニオイ抑制・除菌に効果のある「ナノイーX」や自動ドアオープンを搭載した最上位モデルNP-TZ100(実売価格8万8330円)も発売しています。みなさんもぜひ、導入を検討してみては?