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2019/4/15 17:30

「床拭きロボット」主要3機種を比較!特徴をまとめてみました

部屋の汚れが気になってきた人におすすめな床拭きロボット。これまで床拭きロボット掃除機は長らくアイロボットの独壇場でしたが、ついにパナソニックが参入しました。業界初の回転式ローラーを採用し、「モップのきれいな面で掃除したい」というニーズに応えています。ここでは、そんなパナソニック機を含めた注目の3製品をガイドします!

 

【その1】パナソニックの床拭きロボット・ローラン

人が雑巾がけするときの動きのようにモップのきれいな面で拭き掃除

パナソニック

Rollan(ローラン)MC-RM10

実売価格5万3780円

 

拭き取り部に回転式ローラーを採用。約5分半ごとにローラーが約30度回転して拭き取る面が変わり、終了までモップのきれいな面で掃除できます。水拭きモードと乾拭きモードを備え、水拭き時は水を定期的に噴射しながら汚れを除去。【ナビゲーションテクノロジー:オドメトリ・ジャイロセンサー】【清掃範囲:約20畳(※1)】【稼働時間:約60分(※2)】【サイズ/質量:W240×H243×D80mm/2.5kg】

※1:ウェットモード、ドライモードともに、家具が置かれていない状態の部屋で測定した場合 ※2:満充電・電池初期/20℃時

↑回転式ローラーに専用のモップを巻きつけて使用。市販の使い捨て掃除シートも使えます

 

↑汚れが気になる部分には「スポットモード」が最適。決まった範囲を集中的に複数回拭きます

 

↑コの字型で走行。折り返すときはモップ半分の幅の距離だけ横にズレて2度拭きします。壁や障害物も検知

 

【その2】アイロボットの床拭きロボット・ブラーバ

人間の手よりも正確にきっちり雑巾がけしてくれる!

アイロボット

ブラーバ380j

実売価格4万2120円

 

ウェットとドライ、それぞれの専用クロスを裏側のパッドに装着して掃除。ドライモードの場合、最大57畳の拭き掃除ができます。センサーが床面の凹凸にも対応し、食べこぼしや皮脂汚れだけでなく、砂や毛ゴミなどの固形物も除去します。【ナビゲーションテクノロジー:iAdapt2.0 キューブナビゲーション】【清掃範囲:56畳(ドライモード)、20畳(ウェットモード(※3))【稼働時間:非公開】【サイズ/質量:W244×D216×H79mm/約1.8kg】

※3:実際の住環境を想定し、床の約25%に家具やラグを配置した場合

↑iAdapt2.0 キューブナビゲーションで、部屋の形状や家具の配置を把握しながら拭き掃除します

 

↑ウェット/ドライの専用クロスを取り付けて使用。市販の使い捨て掃除シートを使ってもOKです

 

↑ホコリが溜まりやすい壁際はピッタリ壁に沿うようにして稼働。ちなみに運転音は静かで気になりにくいです

 

↑付属の「NorthStarキューブ」(写真左)を使うと、掃除している位置や次に掃除すべき場所をより正確に判断して稼動します

 

【その3】アイロボットの床拭きロボット・ブラーバ ジェット

水をジェット噴射して汚れを浮かせて拭く小型モデル

アイロボット

ブラーバ ジェット240

実売価格3万2270円

 

ナビゲーションテクノロジーiAdapt 2.0を搭載し、部屋の隅々まで規則正しい動きで走行。ジェットスプレーと3つの清掃モードで床の汚れを浮かし、使い捨ての専用パッドでこすり落とします。コンパクト性に優れ、狭いキッチンや洗面所にも好適。【ナビゲーションテクノロジー:iAdapt2.0】【清掃範囲:12畳(ウェットモップモード)、15畳(ダンプスウィープモード、ドライスウィープモード)(※3)】【稼働時間:非公開】【サイズ/質量:W178×D170×H84mm/約1.2kg】

↑クリーニングヘッドが振動して、汚れをこすり落とします。ウェットモードでは水を噴射し、汚れを浮かせて除去

 

↑iAdapt2.0で部屋の広さや形状を把握。どこまで拭いたのか、次にどこを拭くかを自ら考えます

 

↑掃除後の汚れたクリーニングパッドは、ワンプッシュで取り外し可能。手で直接触らずに捨てられます

 

文/平島憲一郎

 

協力:楽天市場