家電
2019/6/4 20:46

「店頭デモNGな激臭」は脱臭できた?「8大生活臭」に効くシャープ最新プラズマクラスター除菌脱臭機を体験

鼻が曲がるほどの刺激臭が「香り」のレベルに

発表会の会場では、4つの消臭実演コーナーが設けられていました。付着排泄物臭、付着加齢臭、付着料理臭、付着タバコ臭の4つです。それぞれニオイの発生源のみを置いたケースと、ニオイの発生源と一緒にDY-S01を入れて運転させているケース、合計8つの透明なケースが設置されています。各ケースには小窓が付いており、その小窓を開けてニオイを確かめる仕組みです。

↑付着料理臭の消臭実演ではくさやを配置していました

 

いずれも不快なニオイばかりで、ニオイの発生源のみのケースは小窓を開けた途端、鼻にツンときます。

 

特に付着料理臭の消臭実演コーナーでは、この写真を見ただけで鼻の奥にくさやのニオイがこみあげてくる……そんな本物のくさやを用意していました。ちなみに、くさやは伊豆諸島特産の魚の干物です。強烈ですよ。文字通り「鼻が曲がる」思いがします。

 

それがDY-S01と一緒に入っているケースでは、攻撃的な刺激臭が香りのレベルに引き下げられているからビックリです。開発を担当したシャープ IoT HE事業本部 空調・PCI事業部の花房浩章課長に「効果はよく分かりますが、店頭展示でくさやなどのニオイを使うデモは、店から許可が降りないですよね?」と聞いたところ、「店頭では香水などの良い香りのデモにするつもりです」と笑顔で教えてくれました。

 

なるほど! それなら店頭でお客が顔をしかめることもなさそうです。読者の皆さんも店頭で安心して試してください!

↑会場に展示してあったDY-S01のカットモデル。LED光源は外部から見えない場所に設置されていて、夜中でも明かりが気になることはありません

 

ランニングコストが安いのも魅力

花房課長によると、開発時にはちょっとした幸運もあったそうで、脱臭機の開発コンセプトを決めるに当たって、脱臭時間の短縮か、それとも効果の長持ちか、どちらに重点を置くか研究していたときに、社内の光触媒技術をたまたま再発見したのだとか。イチから開発せずに済んだので、当初予想した3分の2の開発期間で製品化できたと話してくれました。

 

DY-S01の運転モードは「強」「中」「おやすみ」の3モード。運転音はそれぞれ48dB、34dB、24dBとなっています。1時間あたりの電気代は、強モードでも約0.3円で1か月間ずっと運転させっぱなしでも220円程度なので、気軽に点けっぱなしにできますね。

 

「光触媒脱臭フィルター」は10年後でも脱臭性能が約94%も持続するので、特にお手入れは不要です。交換も想定していません。本体下部に設けられた空気の吸い込み口にあるプレフィルターを時々掃除するだけでOKです。

 

プラズマクラスターイオン発生ユニットは交換可能で、交換目安は2年に一度。希望小売価格は税別3500円です。

↑お手入れは本体カバーを上にあげて、下部のフィルターにホコリが溜まっていたら取り除くだけ

 

プラズマクラスターの記念キャンペーンも実施中

ちなみにシャープでは、5月25日から8月10日まで、プラズマクラスター搭載商品の累計売上8000万台突破を記念したキャンペーンを実施中です。クイズに答えて応募することで、日産リーフやホンダのフリード、トヨタのシエンタなどが抽選で当たるほか、豪華北陸旅行や首都圏有名ホテル宿泊券、プラズマクラスター商品各種なども景品になっています。みなさんもこれを機会に、プラズマクラスター除菌脱臭機に注目してみては?

↑豪華賞品の当たるキャンペーンも実施中です

 

シャープ

プラズマクラスター除菌脱臭機 DY-S01

実売価格3万9992円

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