猛烈な暑さが続く今日このごろ、身体が欲するものといえば、冷た~いかき氷。かき氷は人気のお店で食べるのもいいですが、行列に並ぶことなく、自宅で手軽に食べられたらいいですよね。そんなときに活躍するのがかき氷器。なかでも人気を集めているのが、ドウシシャのかき氷器です。同社は複数のかき氷器を発売していますが、今回は2019年3月に発売した最新モデル「とろ雪Wふわふわ電動かき氷器」を使ってさまざまなかき氷を作ってみました!
刃の高さを調節して好みの食感のかき氷が作れる
「とろ雪Wふわふわ電動かき氷器」は、2016年に発売された「電動ふわふわとろ雪かき氷器」の後継モデル。2016年といえば、ふわふわの食感の台湾式かき氷が大ブームだったのが記憶に新しいはず。最新モデルでもこれまでと同様、ふわとろの食感が楽しめます。
細かく薄く削る台湾式かき氷を作るために、刃の角度を調整できるのが本機の特徴。刃の高さは自分でネジで調整できるので、刃を低く(寝かせて)使うとふわふわ、刃を高く(立てて)使うとシャリシャリしたかき氷が作れます。
とろ雪Wふわふわ電動かき氷器で使える氷は、付属のカップで作ったもののみ。バラ氷は使えないので注意しましょう。
スパイクベースに氷をセットし、刃の高さを調整しながら削る
まずはマンゴーかき氷を作るべく、マンゴージュースとオレンジジュースを混ぜたものを凍らせておきました。氷をセットしたら、スパイクベースを氷にしっかり食い込ませるようにして取り付け、本体とスタンドがぴったり密着していることを確認します。
トレイに器を置いたら、あとは本体上部の電源ボタンを押すだけ……と思いきや、なかなか氷が出てきません。最初に刃の高さ調節ネジを「細かく」の方向にしっかり回したのですが、どうやらそれが原因でした。刃が一番低い状態になっていて、氷が削れなかったわけですね。
そこで、電源を入れながら調節ネジを「粗く」の方向にゆっくり回すと、薄く削られた氷が出てきました! ちなみに、思った以上に周りに氷が飛びやすいので、できるだけ口の大きな容器を置いて削るのが良さそうです。
完全に「お店クオリティ」の台湾風マンゴーかき氷ができた
こちらが完成した台湾風マンゴーかき氷です。ひと目見るだけで、普段食べているかき氷とは異なる仕上がりなのがわかりますね。それではさっそく実食!
……おいしい! これは完全にお店クオリティのかき氷です! 筆者は何度か台湾でマンゴーかき氷を食べていますが、ここにカットしたマンゴーを添えれば完璧に台湾のかき氷になります。正直、自宅で作るかき氷は「作っているときのイベント感を楽しむだけのもの」だと思っていたので、このクオリティの高さには感激しました。
「フルーツパンチかき氷」はかき氷とは思えない食感が楽しめた
続いて、付属のレシピブックを見ていて気になった「フルーツパンチかき氷」を作ってみました。冷凍ベリー80gをグラニュー糖大さじ1と合わせ、固形のラムネ15g、ソーダ70gとともに製氷カップに入れて凍らせます。
器にお好みのフルーツを入れ、ソーダを少し注ぎます。その上に凍らせておいた氷を削っていきましょう。
こちら(下写真)が完成したフルーツパンチかき氷です。ミックスベリーが手に入らず、ブルーベリーだけを使用したので、少し色味がきつくなってしまいましたが、味は間違いナシ。ブルーベリーのシャリシャリした食感やラムネのシュワッとした刺激など、かき氷とは思えないような感覚です!
おでんのだしを凍らせてハンディタイプで使ったら新鮮な味わいに
とろ雪Wふわふわ電動かき氷器が以前のモデルと大きく異なるのは、本体をスタンドから外してハンディとして使える点。ハンディで使うことで、かき氷以外の用途…そう、「料理」にも使えるようになったのです。
今回はレシピブックに出ていた「出汁かき氷の冷やしおでん」を参考に、おでんだしを凍らせて削ってみました。「おでん=熱い」という固定観念があるので、最初は冷たいことに驚いでしまうのですが、これはこれでおいしい! 暑くて食欲のない日にぴったりな気がします。トマトやオクラといった夏野菜を使うと、さらに爽やかな料理になりそうですね。
使い方の幅が広がってさらに検討の余地が増えた!
本機は使用後の手入れもしやすく、モーターのある本体上部以外はすべて丸洗いできるのがうれしいところ。唯一気になったのが、専用の製氷カップで作った氷しか使えないこと。同梱されているのは2個なので、食べる人数に合わせて買い足したほうが良さそうです。
とろ雪Wふわふわ電動かき氷器は直販サイトで6458円(税込)で販売されています。かき氷だけでもヘビーユースすれば十分もとは取れますし、ハンディタイプで使い方の幅も広がったことでさらに検討の余地が増えたのでは? あなたも、今年の夏はふんわりかき氷&冷たいお料理で涼しくなってみませんか。
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