「快温トリプルフラップ」が大好評の石油ファンヒーター「SGXタイプ」
発表会では、昨年から継続して販売される家庭用石油ファンヒーターのフラッグシップモデル「SGXタイプ」も紹介されました。こちらは3枚の可動フラップと2枚の固定ルーバで温風の流れをコントロールし、火力が弱いときも温風が床を這うように遠くまで届き、部屋を効率よく温める「快温トリプルフラップ」が好評です。スイッチを押してから約35秒で火が点くスピード着火や、ニオイの少なさなども支持を得て、暖冬で石油ファンヒーター需要が落ち込むなか、前年度のフラグシップモデルと比較して141%の出荷台数となりました。デザイン性も高く評価され、2018年度グッドデザイン賞を受賞しています。
ラグビー元日本代表の畠山健介さんも「持って帰りたい」
製品の説明のあと、発表会では9月20日に開幕を控えた「ラグビーワールドカップ2019日本大会」にちなみ、ラグビー元日本代表の畠山健介さんを迎えたトークセッションがありました。
いま、ちょうど加湿器を探しているという畠山さん。娘さんが2人いて、家族で体調を保つために他社の加湿機能付き空気清浄機を2台使用していたものの、お手入れの大変さに使うのが辛くなり、「泣く泣くお別れしてしまった」(廃棄してしまった)とのこと。
ここで、すかさず同社加湿器の開発責任者、堀江 淳氏が新製品「LXシリーズ」のお手入れの手軽さをアピール。「タンクは定期的に洗っていただく必要がありますが、口が非常に大きく、男性でも女性でも奥までしっかり手を入れて洗うことができます。トレイに至っては1シーズン洗わずにいけますよ。それから当社の加湿器は、このLXシリーズに限らず、音に関しては非常に静か。新潟市の郊外で休日や夜にはクルマの往来があまりなく、そういう時間に測定するので静音性は得意分野です」(堀江さん)
製品を前に熱いプレゼンを受けた畠山さん、苦労してきただけあって、特に手入れがラクな点を「これはイイ!」と絶賛。「ハイパフォーマンスですし、僕は比較的うるさいほうなんで、静かさも優秀という意味で僕より優秀なアスリートなのかな」とコメント。「これは早く家に持って帰りたいです!(笑)」と話し、会場を沸かせていました。
この「LXシリーズ」、畠山さんが苦労していたというお手入れの面をはじめ、徹底してユーザーの声を反映させて誕生したといいます。ユーザーの声を丁寧に拾い上げ、細かい点でも地道に改良していく姿勢が、同社のシェアNo.1につながっているのでしょう。ダイニチ工業の自信がうかがえるハイパワー加湿器「LXシリーズ」、この冬は、ぜひ広いリビングでそのパワーと使いやすさを試してみたいところです。
撮影/我妻慶一
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