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2019/11/6 20:00

「いいくらしを叶える3要素を」シロカ、企業哲学に基づき人気のトースターとコーヒーメーカーを強化した

おいしいトーストとコーヒーで一日を始めたい……。そんな人のためにシロカが提案するのが、「外はサクッ」「中はもっちり」のトーストが焼けるプレミアムオーブントースター「すばやき」と挽きたてのコーヒーが淹れられる全自動コーヒーメーカー。いずれも好評を博した2台ですが、さらにブラッシュアップした新モデルが11月16日に登場することになりました。

 

「いいくらし」を叶える3要素「おいしさ」「デザイン性」「清掃性」を備えた2製品を発表

↑「どこにでもあるトースターで、ちょっとした幸せを感じてもらいたい」と話す商品本部 商品開発部 開発グループ マネージャー、小川大助氏

 

シロカが考える「いいくらし」を叶える家電には、3つの要素があるといいます。それは、飽きずに食べられる「おいしさ」、どんな空間にも合わせやすい、道具としての「デザイン性」、そして毎日手間なく使える「清掃性」。これらを踏まえたうえで新たに開発されたのが、「プレミアムオーブントースター すばやき おまかせ ST-2D251(実売予想価格1万2800円・税抜)」と「全自動コーヒーメーカー カフェばこ SC-A351(実売予想価格1万4800円・税抜)/SC-A371(実売予想価格1万6800円・税抜)」です。

↑ワンボタンでおいしいトーストが焼けるようになった「プレミアムオーブントースター すばやき おまかせ ST-2D251」。本体のサイズ/質量はW35×奥行き28.6×高さ22.9㎝/約3.9㎏

 

反射板を庫内の上下に取り付け、高火力でパンの水分を閉じ込める

「プレミアムオーブントースター すばやき おまかせ ST-2D251」(以降 すばやき おまかせ )は、今年1月に発売された従来モデル「すばやき」の進化版。従来モデルは、おいしいパンの基準を「パンの中の水分量」と位置づけ、工学院大学の山田昌治教授の「高い火力ですばやく焼くことでパンの内側に水分を閉じ込められる」という”パン焼き理論”のもと開発されました。

↑トースト研究の第一人者として知られる山田教授の”パン焼き理論”

 

この理論を実現するためには一般的なトースターより庫内を高温にする必要があります。そこで反射板を庫内の上下に取り付け、トーストに効率よく熱を集められる形状や材質、角度を試行錯誤。その結果、トースト1枚をわずか1分で焼き上げることが可能になり、シロカが理想とする「外はカリッ」「中はもっちり」のトーストを実現しました。

↑高温で焼ける石窯ピザの石窯をヒントに、庫内の熱を効率よく集められるよう反射板を多用

 

ギミックを排して極力シンプルなデザインに

従来モデルは、温度やタイマー、コンベクションのオンオフはすべてダイヤル式でしたが、新モデル「すばやき おまかせ」は、ボタン1つでおいしいトーストが焼ける「トースト」ボタンを設置。1枚/2枚/冷凍を選び、スタートボタンを押すだけで、理想的に焼きあげてくれます。好みによって焼き色も、うすい/ふつう/こいの3パターンから選択が可能。さらに近年ニーズが増えている「冷凍ピザ」ボタンも用意しています。

↑ボタンを押したら、温度や時間はおまかせ。コンベクション機能付きで、ノンフライ料理にも対応します。オレンジ色の差し色が、温かみを演出

 

またデザインのこだわりについて、商品本部マーケティング部本部長、長島利通氏は次のように話します。

 

「家電のデザインはともすると華美になりがちですが、暮らしの主役は人であって、家電はあくまで脇役。暮らしになじむ道具としての佇まいを意識して、極力シンプルなデザインを心掛けました」

 

特にデジタル式の多機能トースターは、ボタンがたくさん並び、ギミックも多くなりがちですが、それを極力排除し、丸を並べたようなシンプルなデザインに。左から右に向かって操作し、最後にスタートボタンを押せばOKと、直感的な操作性にもこだわったといいます。

↑「毎日使っても飽きず、愛着が湧いてくるような商品を目指してデザインワークを進めています」と長島氏(中央)

 

おいしさを実現するには、レシピ開発も欠かせません。今回、レシピを担当した商品本部 商品開発部 開発グループリーダーの溝上直枝氏は、同社の主力商品であるホームベーカリーの発売が始まった8年前からレシピを担当。「飽きずにおいしく、頑張りすぎない、手に入りやすい食材で」を意識したレシピ開発に取り組んでおり、今回発売される「すばやき おまかせ」のレシピ集にも、朝・昼・夜と楽しめるレシピを用意しています。

↑具沢山のサンドイッチ「バインミー」やオイルサーディンのトースト、オーブン料理まで、レシピのバリエーションも豊富

 

全自動コーヒーメーカー「カフェばこ」は洗練されたデザインを踏襲し、利便性をアップ

一方の全自動コーヒーメーカーも、シロカを代表する家電のひとつ。コンパクトながら豆から挽きたてのコーヒーが味わえるとして、累計販売台数50万台を突破しています。その人気の理由として挙げられるのが、洗練されたデザインです。

 

「コーヒーメーカーはより嗜好性の高い家電。道具としての洗練にこだわり、できるだけパーツ感をなくし、切り取ったようなシンプルなフェイスラインにデザインしました」(長島氏)。さらに「ドリップする直前に少し蒸らしの時間を取ることで、コーヒーのうまみが引き出せる」(小川氏)ことから、蒸らし工程にもこだわっています。

↑「全自動コーヒーメーカー カフェばこ」は「SC-A351」(写真左 シルバー/ガラスサーバー)と「SC-A371」 (写真右 ブラック/ステンレスサーバー)の2種類を展開。本体のサイズ/質量はW162×奥行き280×高さ264㎜/約2.2㎏

 

新モデルは従来の方式やデザインを踏襲しつつ、利便性をアップしました。朝、コーヒーを淹れる香りで目覚められるよう、タイマー機能を新たに搭載。また表示が目立ちすぎないよう、数字やマークだけがぼんやり浮かび上がるさりげない演出にもこだわっています。

↑デジタル表示はあえて液晶の枠を作らず、本体に直接表示されているように見せています

 

さらに従来取り外せなかった水タンクが取り外して洗えるようになりました。「コンパクトでありながら水タンクを取り外せるようにするのは難しく、構造を一から見直した」と話す長島氏。これにより、シロカがこだわる清掃性もアップしています。

↑従来、本体と一体型で外せなかった水タンクが外せるようになったことで、給水がラクになり、丸洗いも可能に

 

最大使用水量は0.58L、杯数は1~4杯。ちなみにこの新モデルから、全自動コーヒーメーカーにも「カフェばこ」というペットネームがつけられました。カフェで飲むような本格的なコーヒーの味を、コンパクトな箱で実現するというイメージを表したそうです。

 

前述の通り、プレミアムオーブントースター「すばやき」も全自動コーヒーメーカーも朝の食卓を豊かにしてくれるとして大ヒットした人気商品。この2つがさらに使いやすくなったことで、さらに朝の時間が充実することは間違いありません。

 

 

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