今後の室温を先読みして適温になるようAIが自動で調節
次にAI機能ですが、従来もPM2.5や花粉の飛散情報などウェザーニューズから取得した気象予報をもとに、部屋の空気が汚れる前に空気清浄運転をスタートさせる「エオリアAI」を搭載していました。
新製品では、室内温度や床温度、人の居場所など本体搭載の各種センサーから取得する情報をクラウド上で分析するとともに、ウェザーニューズの気象情報から今後の気温の予報を取得し、未来の室温を先読みして自動的に適温になるよう調節します。また、AI制御の結果をスマホアプリで判定することでユーザーの好みを学習し、各人に合った自動運転ができるようになりました。
寒くなってきたから暖房を強める、陽が射してきたきたから暖房を弱めるといった操作が必要なくなり、部屋の空調はエアコン任せでいつでも快適というわけです。
このほか、スマートスピーカーによる音声操作への対応、室外機周辺の外気温が50℃でも安定した冷房運転を持続する室外機、フィルターお掃除ロボットにブラシクリーナーを新搭載するなど、細部にわたり進化を遂げています。
エオリア Xシリーズは2.2~9.0kWまで11モデルを用意し、市場想定価格は26万~41万円前後(税抜)です。リビングのエアコンは10年選手で特に手入れをしていない…などという家庭は部屋中にカビを撒き散らしているかも。自宅のエアコンの中をそーっと覗いてみてください。そろそろ替えどきかもしれませんよ。