実際に食べてみたら、中級モデルに匹敵する味に驚いた
実際に食べてみると、「しゃっきり」モードで炊いたごはんで作ったおにぎりは硬めで、米粒の形を感じながら食べることができます。味はさっぱり系ですが、噛むとモチモチしています。
一方、「ふっくら」モードのご飯は柔らかめですが、べちゃっとはしておらず、米粒の食感はキープ。食感はつるつるしており、噛むほどに甘味が出てきます。「しゃっきり」とは明らかに味が異なり、甘いご飯が好きな人には「ふっくら」モードがオススメですね。
↑「しゃっきり」ごはんはおにぎりによく合います。口の中でぱらっとほぐれてお米の形を感じることができます。個人的にはこの食感と味が好みです
↑「ふっくら」ごはんは柔らかめで、噛むほどに甘味が増していきます
なお、価格を抑えるために圧力方式は非採用で、強い“もちもち”感のあるご飯は炊けませんが、この価格帯(3合炊きで実売予想価格2万3000円・税別/発売中の5.5合炊きで実売価格2万5080円)でこの食感・味は正直、驚きました。個人的な感想ですが、中級モデルにも引けを取らない食感・味だと感じます。
シャープではPLAINLYシリーズを一人暮らし用とは定義していませんが、冷蔵庫とレンジの容量的には単身または二人世帯にマッチしています。しかし、炊飯器は5.5合炊きモデルも用意されているので、ファミリーユーザーにもオススメできます。お手ごろ価格でご飯にこだわりたい、という人にはPLAINLYは注目です。
↑3合炊きの炊飯器 KS-HF05Bを手にする下澤さん
【ギャラリー】
↑黒で統一したPLAINLYシリーズ(冷蔵庫、単機能レンジ、5.5合炊き炊飯器) ↑単機能レンジ(右)とオーブンレンジ(左)のハンドルは薄い板をモチーフにデザイン性を高めるだけでなく、握り心地にもこだわっています ↑オーブンレンジの操作部はシンプルながら、自動メニューが充実しています ↑冷蔵庫はガラスドアを採用、下段の引き出し式冷凍庫のハンドルのデザインはレンジと統一。自分で左右どちらにも付け替えできる「どっちもドア」により、引っ越しして環境が変わっても安心です。プラズマクラスター搭載 ↑白飯は物理的味(食感)が美味しさを左右する ↑“炊飯器の神様”こと下澤理如氏 ↑ご飯粒の内部と外側で食感を変えることで美味しさを感じるようになるとのこと ↑吸水時間と吸水温度を変えて「ふっくら」と「しゃっきり」を炊き分け ↑「ふっくら」は粘りがあって柔らかく甘い、「しゃっきり」は硬めでさっぱり ↑「しゃっきり」ごはんはおにぎりによく合います。口の中でぱらっとほぐれてお米の形を感じることができます。個人的にはこの食感と味が好みです ↑「ふっくら」ごはんは柔らかめで、噛むほどに甘味が増していきます