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掃除機
2020/1/23 19:30

あれ、意外にちゃんとしてる…!? Amazonのセールで買った「中華ロボット掃除機」が掘り出し物だった

「経路計画モード」「スポットモード」など掃除モードは4つを用意

V8eの機能は至ってシンプルです。本体には衝突センサーと落下防止センサーのみを搭載し、自動マッピング生成機能はありません。当然、スマートフォンアプリもなく、稼働時間いっぱいまでランダムに掃除を続ける仕様。取説には清掃時間が80分とありますが、実際には60分前後でドッグに自動的に戻ります。

 

掃除モードは4つ。経路計画モードは「部屋をいくつかの小さいエリアに分け、1つずつ弓字型のルートを計画し、1回の清掃だけで部屋の隅々まで清掃する効率的で省エネなモード」とあります。クラシックモードも同様に清掃エリアを区分し、1つのエリアの掃除を完成してから壁に沿って次のエリアに移動します。クラシックモードはカーペットの掃除におすすめとのこと。

 

…と、取説には書いてありますが、正直、経路計画モードとクラシックモードのモードの違いはあまりよく分かりません。エリアを区分して集中して掃除して次に移るとのことですが、2つのモードともに勝手気ままに動き回ります。壁際や机・椅子の足まわり、障害物のある周りはこまめに回り込んで念入りに掃除しますが、広めのスペースはツーっと通過してしまいます。違いといえば、クラシックモードは部屋を斜めに突っ切る動きをしますが、経路計画モードは壁に対して垂直・平行的な動きをすることぐらい。

↑リモコンに各種モードボタンを搭載。方向キーは、押している間だけその方向に動きます。上ボタンは前進、左右ボタンは回転。下ボタンは後進のはずですが、反応しません。方向キーの下のモードボタンは、上段左から、経路計画モード、スポットモード、エッジモード、下段左から自動充電ボタン(充電ドックに戻る)、MAXモード(押している間だけ吸引力アップ)、クラシックモード

 

↑充電ドックで充電中の本体。時計をセットすればスケジュールモードが使えるようになり、毎日決められた時間に自動的に掃除予約ができて便利です

 

ごみセンサーが搭載されていないので、ゴミを発見したら集中的に掃除するのではなく、ランダムに動き回って徐々にゴミを取り除いていきます。「そこ、もっと進んでよ」「眼の前にゴミがいっぱいあるのになんで方向転換しちゃうの」というのシーンが両モードともによくあるのはご愛嬌。

 

一方、スポットモードは、ゴミが多い箇所をスポット的に掃除することを目的としています。渦巻状に動き、直径1mほどを反転を繰り返し、大きく2回まわったら終了します。エッジモードはロボットが壁沿いを掃除するものですが、1周したら終わりではなく、バッテリーが尽きるまで部屋の外縁部をひたすらに周り続けます。

↑渦巻状に動くスポットモード

 

↑スポットモードは稼働時間が決まっており、そこにゴミが残っていても時間がくると掃除をやめてしまいます

 

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