家電
2020/1/7 20:00

取説にメーカー名がない「8000円の中華空気清浄機」は使う意味があるか? 家電ライターが率直にレビュー

近年は花粉やPM2.5、菌やウイルス、ペットのニオイが気になるなど、様々な理由で空気清浄機の導入を検討する人が増えています。特に冬は部屋を密閉するだけに、空気の悪さやニオイが気になりますよね。しかし、いざ購入しようとショッピングサイトを見ると、10万円以上のものもあれば、1万円以下のものもありと、価格があまりにもピンキリ。もちろん安いに越したことはありませんが、「安かろう悪かろう」では、買った意味がありません。そこで今回、格安の空気清浄機はアリかナシか、数々の高級空気清浄機に触れてきた経験をもとに使用感をチェックしてみました!

 

約8000円の空気清浄機の高評価と驚くべきスペックは本物か?

今回選んだのは、Amazonで5点満点中4.3の評価を獲得するなど(2020年1月6日時点)、ショッピングサイトでかなり高い評価を得ているDreamegg(ドリームエッグ)の空気清浄機 CF-8010。Dreameggは、中国・深圳市のメーカーが展開する空気清浄機や加湿器のブランドです。価格は7999円と1万円を切るお手ごろ価格。サイズは直径19㎝×高さ33㎝とコンパクトで、適用床面積6~10畳であることから、寝室や子ども部屋など、プライベート空間向きと考えられます。

↑マット調素材のシンプルですっきりしたデザインは、空間になじみやすいです。サイズもコンパクトなので置く場所を選びません

 

円筒の内側にフィルターがあり、側面360度から汚れを含んだ空気を吸って清浄化し、天面から吹き出す仕組みとのこと。フィルターは「集塵・脱臭一体型フィルター」で、ホコリ、塵やペットの抜け毛、PM2.5、花粉やアレル物質、カビ菌、タバコの煙、タバコ・トイレ・生ゴミ・ペットのニオイが取れるとしています。

↑「集塵・脱臭一体型フィルター」は、表面にホコリなどを取り除く「プレフィルター」があり、その内側に微粒子を取り除く「HEPAフィルター」、ニオイを取り除く「活性炭フィルター」の3層構造

 

そのほかスペック上での性能はかなり高く、Amazonの製品ホームページによると、以下の通り。

・捕集効率99.9%以上を誇るHEPAフィルターを採用。

・花粉やペットのフケなどアレルギーを起こしやすい0.1㎛までの微粒子をしっかりキャッチ。

・アンモニア臭とタバコ臭を有効に吸収できる特殊活性炭フィルター。

・UV-Cライトは空気で浮遊する細菌などの微生物を死滅させる。

 「0.1㎛までの微粒子を99.9%以上除去」ということであれば、高級空気清浄機と同レベルの性能。果たしてこの値段で実現できるのかな、という疑問はあります。またUV-Cライトも、人体に有害な紫外線なので、取扱いに注意する必要がありますが、取扱説明書には特に書かれていませんでした。

↑本体下部を開くとフィルターが入っており、その中心にある黒いバーがUV-Cライトとのこと

 

「強」運転なら天井付近まで風が届くハイパワー

さっそく使ってみました。使い方は簡単で、操作パネルの運転ボタンを押せば運転が始まり、風量は、微/弱/中/強の4段階、タイマーは2/4/8/連続で選べます。いずれも操作パネルを見れば直感的に操作でき、機械が苦手な人でも簡単に使えそう。

↑操作パネルはタッチ式で、軽く触れるだけで操作が可能

 

実際に使ってみると、風量は微~弱ではほとんど空気の吸い込みや天面からの吹き出しを感じません。そこで中~強で運転してみると、急に天面から出てくる風が強くなり、強運転では天井近くまで届いているようでした。

 

ただし「強」運転では、かなり音が大きくなるので、日常的には「中」以下で使用し、特にニオイや空気の汚れが気になるときに「強」運転に切り替えるほうがいいかもしれません。

↑風速計で高さ1m付近で風量を計測してみたところ、弱運転では0m/秒とほぼ風を感じることができず。一方の強運転では、2.2m/秒と、それなりに強い風を感じました(写真)

 

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