「予約調理」をうまく活用すれば仕事の“瞬断”すらなし!
先述の通り、ホットクックはほったらかし調理ができるのが魅力ですが、このほか、巣ごもりリモートワーク時に活用したいのが「予約調理」機能です。
予約調理といっても、炊飯器の予約炊飯のように指定した時刻の約1時間前に調理を開始するといった単純な機能ではありません。食材が腐敗しないよう、温度を自動でコントロールしてくれるのです。ホットクックは予約調理機能をスタートすると、食材が腐敗しやすい40〜60℃程度の温度帯を素早く抜けて70℃前後の温度帯をキープしつつ、最大15時間後までにできあがるように、ちょうどいいタイミングで調理をスタートしてくれます。
この予約調理をうまく使えば、一定の時間でまとめて調理することも可能。例えば、朝に「勝間流具だくさんみそ汁」をセット・調理して、食べ終わったら昼食用の「おでん」や「筑前煮」などの食材をセットし、予約調理をスタートすれば、朝のうちに昼ご飯の用意まで済んでしまいます。
さらに、もし夕飯までの準備を済ませたいのであれば、朝食後すぐに昼食の調理をスタートし、できあがったら粗熱を取って冷蔵庫にしまいます(こちらは昼食時に温めて食べます)。その間に食材を用意しておき、ホットクックが空いた直後から「ビーフシチュー」などの予約調理をスタートすれば、朝のうちに夕飯までの準備を済ませることも可能。以降は調理に煩わされることがなくなるので、仕事の“瞬断”すらもなくなるというわけです。
ホームフリージング用の作り置き料理が量産できる!
また、多くの人が巣ごもり生活を強いられる状況下では、「欲しいときに必要な食材が手に入らない」ということがあります。過剰な買いだめは控えたいものですが、こういう状況下でおすすめしたい方法の1つが、食材を多めに買ってホットクックで一気に調理し、ホームフリージングして長期保存するというもの。
肉や魚などの生鮮食品は数日程度しか持たないので、冷蔵やチルドでは備蓄できません。かといって調理前の肉や魚を冷凍しても、解凍に時間がかかる上に味が落ちてしまいます。そこで、時間があるときに生鮮食品を一気に調理し、チルドルームや冷凍室などを活用して保存しよう、というわけです。ホットクックはこうした作り置き料理の調理に便利。休日や空いた時間にホットクックを稼働させ、「きんぴら」や「豚の角煮」など保存に適した料理を作り置きすれば、常備菜として活躍するでしょう。