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2020/4/28 20:00

食感のワンダーランドだ! 最新の低温調理器「BONIQ Pro」で作ると食べごたえがまったく違う幸せ

トンテキはパサついた印象もなく、心地いい弾力に

続いては低温調理でトンテキにチャレンジ。牛ステーキとは調理順が逆となり、まずはフライパンで表面に焼き色を付けます。あとで低温調理でじっくり中に火を通すため、加熱しすぎないのがポイント。焼き色がついたらすぐに取り出し、フリーザーバッグに入れて空気をしっかり抜きます。

↑軽く筋切りしたロース肉に、塩こしょうと薄力粉をまぶして、フライパンで表面を焼きます

 

↑フリーザーバッグに入れて空気を抜きます。肉が上下に重ならないように入れるのがポイント

 

今回の設定は「63℃・1時間20分」(厚さ2cmの場合)。先ほどと同様に本体を水を張った鍋にセットして、設定温度になったら、フリーザーバッグを入れます。

↑すでに豚肉の表面の色は変わっているので、低温調理による見た目の変化はほとんどありません

 

時間になったら、お肉を取り出して盛り付ければ完成です。パサついた印象はなく、しっとりしていてほどよい弾力もあり、こちらも美味! この心地よい弾力は、焼くだけでは出せない食感ですね。

↑しっとりした仕上がりに

 

“揚げないエビチリ”は未体験のムッチリ食感

ラストは魚介系。ヘルシーな“揚げないエビチリ”を作ります。海老は殻をむいて背わたを除去し、片栗粉、塩、水で洗います。今回は、これをフリーザーバッグに入れて、「80℃・30分」で調理。肉料理よりも高温で短めの時間設定です。

↑下処理が終わったらフリーザーバッグへ入れ、設定温度になった鍋に投入

 

時間になったら海老を取り出し、フライパンで市販のエビチリの素と合わせます。温めたソースと絡めるだけで、短時間で簡単に仕上がります。

↑食材の加熱は済んでいるので、軽く混ぜ合わせる程度でOK

 

よく海老の食感を表現するとき“プリプリ”といいますが、こちらは“プリッ”というよりは“ムッチリ”といった感じ。想像以上の食べごたえがありました。この食感は、なかなかの新体験。ぜひエビマヨやガーリックシュリンプなど、ほかの味付けでも楽しみたいところです。

↑ムチムチの海老に仕上がりました

 

このように、本機はほったらかしで調理できることと、低温調理による独特の食感やうまみが楽しめるのが大きなメリット。このほか、湯せんの容量は最大20Lまで対応しているため、設定温度が一緒であれば、複数・多種類の同時調理ができる点にも注目です。複数のフリーザーバッグを使い、その日の夕ご飯の主菜と副菜、翌朝の主菜と副菜、お弁当用のおかずを同時に作る……なんてことも可能。ストック用のサラダチキンを作るなど、冷凍・冷蔵保存の作り置きにも適していると感じました。

 

公式レシピサイトには、肉、魚、野菜、たまご、米、デザート、ドリンクなど300以上のレシピがあり、なかにはマニアックな低温調理の比較実験コンテンツや、レシピ動画もあります。料理のレパートリーが劇的に増えて、楽しみが広がること間違いなし。在宅ワークの合間に使って、いつもよりちょっと豪華なご飯を作るのもオススメです。ぜひ試してみてください!

 

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