ルーロの動きには「日本的な良さ」がある
さすがは最先端の技術を搭載した次世代ロボット掃除機 ルーロ。オシャレ物件にありがちな数々のトラップを余裕でクリアしてくれました。それでは最後に改めて、ユーザーの窪川さんの実感を聞いてみましょう!
「ルーロは、日本的な良さがありますよね。動きが大ざっぱじゃなく、繊細というか。障害物はギリギリで避けつつ、イスの足や壁の隅などは、ブラシだけを当てるようにしてスーっと掃除してくれます。お気に入りの家具にカツンカツンとボディが当たる音がしないので、ストレスもたまらない。本体を持ち上げる機能も、見ていて楽しいですよね」(窪川さん)
そういえば窪川さん、ずいぶんとスマホアプリも使いこなしていたようですが……。
「ルーロの操作はほぼスマホアプリ。操作はカンタンで、本体の状態もひとめで確認できるのがいいです。アプリのゴミマップを見ると、どの場所にどれだけのゴミがあったか、色でわかるのもいいですね。家具の配置や廊下への扉の開閉などに応じて、そのつどマップの形も微妙に変わってくるので、しっかり検知して動いてくれているんだな、と実感しています」(窪川さん)
主張しすぎないデザイン、静かな運転音で生活に溶け込む存在に
続いて、インテリアスタイリストの視点から見て、ルーロのデザインってどうでしょう?
「三角形は意味のあるデザイン。円形とは違って動きがわかりやすいですし、部屋の隅に行くと、ボディを左右に揺らし、三角形の角を部屋の隅に一生懸命当ててゴミを取っています。その姿もけなげでかわいいですよね。白を基調としたカラーリングもいい。家電の色は、壁や柱など、建物のなかに存在している色と合ってると違和感なく溶け込むもの。その点、ルーロはインテリアの中でも割合が大きい白を使うことで、主張しすぎず、生活に寄り添う存在となっています」(窪川さん)
もうひとつ、ルーロを高く評価したポイントは意外にも「運転音」だといいます。
「『空間を支配する3要素』をご存じですか? それは、空間を漂うもの……つまり光と香り、音の3つです。たとえば、夜は照明の力でかっこいい空間も、昼間に見たらたいしたことはない、とか。香りでいえば、『このニオイ、イヤだな……』と思えば、その場のすべてが台無しですよね。音も同様、いくら心地よいインテリアに囲まれていても、不快な音ひとつでとたんに居心地が悪くなります。その点、ルーロの運転音はだいぶ静か。ルーロを走らせながら、仕事をしたり音楽を聴いたりしても苦になりません。仕事に集中できるし、オフタイムにはリラックスできるので助かっています」(窪川さん)
なるほど、いずれも窪川さんならではのご意見です。インテリアに違和感なく溶け込むデザイン、音も静かで生活を邪魔しない、ということで、ルーロは「人と共存できるロボット掃除機」と言えるかもしれません。
もちろん、吹き抜けや段差やラグにも対応し、大切な家具を避けるなど、数々のトラップをクリアできる機能性も本稿の前半で証明済。難易度の高いオシャレ物件で大丈夫だったのですから、一般家庭のトラップも難なく回避できることでしょう。特におうち時間が大切になった今、ルーロは最良のパートナーになりそうですね。
撮影/我妻慶一
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