夏といえば、BBQの季節。太陽の下で肉をジュージュー焼きながらビールを飲むのは最高ですよね。とはいえ、近年は異常気象と言われるほど夏の暑さが半端じゃありません。また、いまは大人数で集まるのも気が引けますし、室内で快適にBBQをする方法はないものか……。
そんなときに見つけたのが、レコルトの「Home BBQ」(実売価格9900円)というホットプレートです。果たしてその名のごとく、家でBBQを楽しみたい気持ちを満たしてくれるのか? 実際に使ってその実力をご紹介していきましょう。
サイズは小ぶりで出しっぱなしにしても違和感がないデザイン
Home BBQは幅42.0×奥行き23.0×高さ16.5cmと、ホットプレートとしては小ぶりなサイズ。1〜2人で使うのに良さそうです。カラーはレッド、ネイビーに加え、数量限定でオイスターホワイトなどのカラバリも揃っています。
プレートはフラットプレートとバーベキュープレートが付属。ステーキを焼くならバーベキュープレートを使いましょう。こちらは6か所の穴から余分な油が落ちるようになっており、ヘルシーに焼き上げられるのが特徴です。
お肉を焼くには、プレートを外し、水トレイに水を入れます。こうすることで、高温になったヒーターの熱がテーブルに伝わるのを防げるんです。
ステーキは絶妙の焼き上がりに
では、さっそくお肉を焼いていきましょう。本体側面のダイヤルを回して250℃に設定したら、お肉をプレートにオン。このビジュアルだけでかなり食欲を誘いますね!
ちなみに、ステーキの焼き方は同梱のレシピブックに出ており、「肉の表面から水分が出て汗をかいたようになったらひっくり返す」「肉を休ませる」などの焼き方のポイントが書かれているので、初めてHome BBQを使う人でも失敗なく焼けるでしょう。実際、ホットプレートでこんなにうまくステーキを焼けたのは初めて。焼いた後はアルミホイルに包んで肉を休ませると、肉汁が流れ出にくいのでオススメです。
使ったあとは、本体、水トレイ、ヒーターセットをバラバラに取り外せるので、油の多いメニューでもきれいに洗えます。しかも、それぞれのパーツが軽いので、シンクで洗いやすいという利点も。手入れのしやすさもHome BBQの魅力でしょう。
別売の「セラミックスチーム深鍋」で作った塩豚がやみつきのウマさ
Home BBQには、「セラミックスチーム深鍋」(実売価格3300円)と「たこ焼きプレート」(実売価格2200円)が別売オプションパーツとして用意されています。今回は汎用性の高そうな「セラミックスチーム深鍋」を使ってみることにしました。
同梱のレシピブックを見ながら作ってみたのは、「チキンのレモンマリネ蒸し」と「蒸し塩豚のサンチュ巻き」。どちらも下味をつけた食材を蒸すだけで完成するので、楽チンに作れる料理です。
2品のうち、筆者が特に気に入ったのが「蒸し塩豚のサンチュ巻き」。蒸して塩豚を作ることがなかったのですが、肉汁を逃がすことなくジューシーに蒸し上がっていてやみつきの美味しさに仕上がりました。
食べてみると、見た目に反して油っこくなく、余分な油が落ちていることがよくわかります。カットしてからサンチュで巻いて食べれば、立派なビール泥棒のおつまみに。マッコリに合わせても良さそうですね。
オプションプレートを使ってフル活用するのがオススメ
Home BBQの実売価格は9900円となっており、コンパクトなホットップレートとしては購入しやすい価格かと思います。しかし、「肉を焼くための調理家電」と考えると、ちょっと悩ましく感じる人もいるはず。
そんな人にはオプションプレートの購入がおすすめ。特に今回使った「セラミックスチーム深鍋」は蒸し料理だけでなく、プリンなどのスイーツ作りにも活用できます。個人的には、同梱される2種類のプレートとセラミックスチーム深鍋があれば十分だと思いますが、家族で楽しむ機会が多いなら「たこ焼きプレート」もあるといいでしょう。
「Home BBQ」があれば、家庭の家飲みが間違いなく楽しくなります。アツアツの料理を頬張りながら、キンキンに冷えたビールを楽しみましょう!
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