パナソニックの装飾パネル付きLED電球「デコルミナ」(装飾パネル同梱セット5010円~)は、工事不要でお部屋の雰囲気を変えられる便利なアイテムです。デコルミナは以前にも編集部でレビューしたのですが、その記事を見たライターの岡安さんが、何だか言いたいことがあるそう。そこで、今回は岡安さんにデコルミナを実際に使ってもらい、レビューしてもらうことにしました!
デコルミナを使うならやっぱりリビングでしょ!
編集部員による前の2つの記事はトイレと玄関での設置レビューでしたが、はっきり言って「わかってないな」って思ってしまいました。だって、ダウンライトといえばやはりリビングでしょう。リビングでの使用を語らずにダウンライトを語るなんて、「おそ松さん」を語るのに、十四松の話をしないようなものですよ。って、例えはあっていますか?
さて、みなさんがもっとも気になるのが、そもそもデコルミナが自分の家のダウンライトに装着できるか? ということでしょう。メーカーサイトのデコルミナのページをのぞくと、使用条件として、E26口金であること、枠外径が170mm以下、枠内径が85~138mm、ソケット口から枠まで85~145mm、ランプ方向縦取付けとなっています。
ちょっと何がなんだか……という人も多いでしょうが、口金に関してはE26とE17が一般的で、大きめの電球サイズはほぼE26なので、確認はしやすいです。ランプ方向もナナメに挿すタイプではなく、まっすぐ上に挿すタイプならOKってことですね。
使えるかどうかの確認用紙がネット上でダウンロードできる!
ただ、枠の大きさやソケットまでの深さをわざわざ計測しなくてはならないのがちょっと面倒。メジャーをどこにしまったか忘れてしまったな……と、思っていたら、商品の箱のなかに器具適合の確認用紙が入っていました。この用紙の緑色の範囲に収まっていればOKってことですね。これはわかりやすい。
ただ、この便利な用紙が商品と一緒に入ってるのって実際どうなの? と思ってしまいました。だって、適合しなかったらどうするんでしょう。商品買っちゃっているわけですし。
と、思っていたら、さすがパナソニック。抜かりはありません。パナソニックのサイトのデコルミナのページにこの器具適合の確認用紙がPDFでダウンロードできるようになっているじゃないですか。A4用紙100%出力で、同梱していた用紙と同じものが手に入ります。デコルミナが気になるけど、自分の家のダウンライトが対応しているかな? と気になっている人は、プリントアウトして確認しておきましょう。
見栄えがバツグンで光が柔らかくなった!
無事、デコルミナ対応のダウンライトだということがわかり、実際に設置してみました。設置の方法は、前回のレビューや前々回のレビューを見ていただければ。
とりあえず設置してみての印象は、ダウンライトから小さめの照明に変化したという感じです。ダウンライトのむき出し感がイマイチだった人には、断然こちらの方が見栄えがよくなるので、オススメですよ。
次に電気をつけてみます。もともとウチのダウンライトにはLEDではなく、クリプトン球(白熱電球の一種)を使っていたので、光の広がりはそこそこありましたが、デコルミナはLEDを使っているのに、それ以上に光の広がりを見せているように感じました。今回使用したのは、化粧板が「ピュアレッド」で間接光タイプではなかったのですが、天井への照り返しなどもあり、光が柔らかくなった印象です。
気分や季節でパネルを変えてみては?
使ってみて一番に感じたのは、部屋のタイプに合わせて種類を変えるのはもちろんですが、気分や季節で簡単に変えられるのが良いのではないかと思いました。
デコルミナは電球と伸縮ケース、それを繋げるワイヤーの専用電球と化粧板とカバーのパネル部に分かれており、その組み合わせを簡単に変えることができます。パネルのみ(3660円~)も販売しているので、デコルミナのシステムを使って、いろいろ変化をつけることができるわけです。
簡単に取り替えられるわけですから、例えば夏の暑さを軽減するために涼しげなソフトインディゴをつけたり、暗い気分を一新したい場合にはピュアレッドをつけたり、シックでモダンな部屋に模様替えした時には間接光をつけたり、ゴージャスなホームパーティを開催する時はスワロフスキーのビーズをつけたりしてみては。まさに風がふくたび、気分が揺れるたびに変えてみるのも楽しいのではないでしょうか?
【URL】
パナソニック http://panasonic.jp/
デコルミナ製品紹介 http://panasonic.jp/lamp/led/