天面にモノが置ける、フルフラットの天板を搭載した2ドアタイプ
三菱電機の新しい小型冷蔵庫では、こうしたミニキッチンならではのスペース問題を解決するため、さまざまな工夫を盛り込んだものとなりました。ラインナップは2ドア冷蔵庫の定格内容量146Lの「MR-P15F」(冷蔵室が100L、冷凍室46L)と、同168Lの「MR-P17F」(冷蔵室が122L、冷凍室46L)。いずれもマットチャコールとマットホワイトの2色を用意しています。
冷蔵庫の天面は、MR-P15Fが121.3cm、MR-P17Fが133.8cmと、上にモノを載せて利用できる高さとなっています。さらに、上にモノを載せることを前提として、天面には鉄板を用いて耐荷重は手前が10kg、奥は30kgを実現しました。継ぎ目や段差のないフルフラットトップテーブルとなっており、耐熱は100℃で、電子レンジの設置スペースや食品・食器の一時置き場として利用しやすくなっています。
両機種とも、天面は幅48×奥行き59.5cmの広さ。電子レンジを置き、レンジから取り出した料理をちょい置きしたり、盛り付け作業に使ったり、冷蔵庫から出した飲み物などをグラスに注ぐテンポラリースペースとして利用したりできるゆとりがあります
また、扉の上まで天板で覆われているため、手前のほうにモノを置いていたら、扉を開けた途端に落ちてしまった……といったこともありません。フルフラットなので掃除もラクラク。
このほか、46Lの冷凍室は大容量フリーザーとなっており、冷凍パスタが18食分収納できます。容量の大きいMR-P17Fでは、3段で使えるドアポケットが、保存したいモノにあわせて高さを調節できる可変式になっています。
氷点下ストッカーを搭載する3ドアタイプもラインナップ
2ドア冷蔵庫のほか、3ドア冷蔵庫もラインナップ。容量272Lの「MR-CX27F」(冷蔵室が142L、冷凍室70L)と同300Lの「MR-CX30F」(冷蔵室が170L、冷凍室70L)の2機種です。高さはMR-CX27FFが163cm、MR-CX30Fが175cmあるため、天面はユーティリティスペースになっていません。扉は横も下も、掴んで開けやすいフリーアクセスデザインを採用。
両機種とも三菱電機の大型冷蔵庫で好評な「氷点下ストッカー」を搭載。肉や魚を凍らせずに美味しく長持ちさせることで、解凍の手間なしですぐ調理できます。氷点下ストッカーの下には給水タンクに水を入れるだけの自動製氷も装備。60Lの大容量フリーザーは、冷凍パスタが27食分入るたっぷり容量です。
容量は小さいけれど天板をユーティリティスペースに使える2ドア冷蔵庫と、容量が大きく氷点下ストッカーが使える3ドア冷蔵庫。どちらも少人数世帯の自炊事情を大いに助けてくれはず。自炊が増えて冷蔵庫の価値が見直されつつあるこの時期に、改めて導入を検討してみてはいかがでしょうか。
【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】