まもなく寒い冬。ウィナーズが「レコルト」ブランドで発売したソイ&スープブレンダーは身体を温められて、小腹も満たせて、栄養も摂れる注目の家電。しかも、レコルトらしくデザインも実に洗練されています。本記事ではメディア向けの体験会取材でわかった、同機の詳細をお伝えしていきましょう。
豆乳やスープ、スムージーが手軽に作れる
ソイ&スープブレンダー「RSY-1」(希望小売価格1万円・税別)は、ステンレスボトルの底にヒーターと4枚のステンレスカッターを搭載し、食材を細かく砕いてかき混ぜながら調理できるアイテムです。
搭載モードは3つ。まず、「SOYMILK」モードはその名の通り豆乳を作るもので、92℃で加熱しながら30〜35分間、自動で撹拌と停止を繰り返します。
「SOUP/PASTE」モードは食材を89℃前後で加熱しながら少しずつ細かくしていき、撹拌と停止を繰り返し、25〜30分でなめらかなスープやパスタソースを作ります。最後は加熱しない「JUICE/CLEAN」モード。家庭の冷蔵庫で作った角氷が投入でき、約2分半でジュースが作れます。
また、内部の4枚刃は取り外せないので、このCLEANモードを使い、洗剤と水で洗浄します。底にこびりついた食材などは付属のブラシでこそぎ落とせます。
作りたての豆乳は大豆が主張する存在感のある味
試飲会では作りたての豆乳を試すことができました。豆乳を作るときに使うのは乾燥大豆で、加熱済みの水煮缶は使用できません。乾燥大豆は、半日程度を水にさらしておくと味が出やすくなりますが、乾燥したままでも調理できます。水にさらす場合は付属のスプーンで2杯分(約40g)、乾燥したままならば2杯半(約50g)の大豆を使い、大豆をブレンダーの中に入れたらMAX線まで水を入れて(350ml)、「SOYMILK」ボタンを押して30分程度待つだけ。
出来上がったら豆乳とおからを分離するために中身を濾します。濾すときは茶こしや目の細かいザルを使えばOKだそう。きめ細かい豆乳が飲みたいならキッチンペーパーかさらし布を使えばいいとのこと。
出来上がった豆乳は、大豆の香りと味が強く、舌触りがなめらかで美味しいです。市販の調整された豆乳しか飲んだことがない人にとっては違和感があると思いますが、これぞ大豆! という存在感のある味になっていました。
さらに驚きなのが、おからです。スーパーの惣菜コーナーに並んでいるおからは調理されたものなので味が付いていますが、できたてのおからはほとんど味がしません。さらさらしていて舌触りが良く、さまざまな料理に合いそう。自家製おからは汎用性が高く、レコルトでは、味噌汁に入れたり、がんもどきを作ったり、ハンバーグに練り込んだり、おからドーナツやホワイトソースに使ったりと、さまざまなおからのアレンジレシピを提案しています。
スープ作りもカンタンで、コロナ太りの対策アイテムにも
スープ作りも簡単です。コーン缶と牛乳、ちょっとのコンソメを入れて30分程度ほったらかし。これで濃厚かつなめらかなコーンスープが作れるのです。かぼちゃやジャガイモも細かく切って投入すれば、あの面倒なかぼちゃのスープやビシソワーズも簡単に作ることができます。冷凍枝豆を使ったグリーンスープもオススメ。「JUICE」モードでは強力なモーターが高速回転するので、葉物野菜の繊維もしっかり断ち切ってなめらかなグリーンスムージが作れます。冷蔵庫の中の残り物を使ってスープやジュースが簡単に作れるのは魅力的ですね。
筆者はコロナ禍で外出がめっきり減ったことによる運動不足に加え、在宅ワーク中に小腹が空いたらお菓子をつまむという悪循環でメタボまっしぐら。でも、空腹だと集中力が切れてしまう……。そんなときにソイ&スープブレンダーで冷蔵庫の中の適当な野菜でスープやスムージーを作れば、小腹は満たせて野菜不足を補えるし、カロリーも抑えられると一石三鳥。もうこれしかない! という思いになっています。まだまだ在宅ワークは続きそうなので、これは買いですね!
【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】