「カプセルホテル=狭くて汚い」というイメージは、ひと昔前の話。いまどきのカプセルホテルは、ビジネスホテル並みに広くて、快適な空間に進化しています。なかには、VR体験やプール付きの施設もあるので要チェックです。
【その1】
宇宙船のようなユニークなデザイン「9h 北新宿」
東京都新宿区百人町1-4-15 ナインアワーズ北新宿ビル3〜8F
4900円〜
1h(汗を洗い流す)+7h(眠る)+1h(身支度)と、それぞれの行動を、要する時間に置き換えたことがホテル名の由来。このコンセプトに基づき、必要最低限の機能をスタイリッシュにまとめています。宇宙船のようなデザインが近未来的です。カプセルは上下互い違いに設置。真上や真下に人が来ないように工夫されています。
新大久保駅から徒歩2分ほどの立地。飲食店が多く立ち並ぶ繁華街に位置しています。
【ココがウリ】仕事や勉強に集中できる多機能なラウンジ空間
レセプションの目の前にあるラウンジでは、フリーWi-Fiやコンセントを完備。プリンター(1枚10円)や文房具の貸し出しも行っています。
【その2】
カレー食べ放題もあるおトクカプセル「安心お宿プレミア」 荻窪店
東京都杉並区上荻1-11-2
4480円〜
温泉やサウナ、マンガ、ソフトドリンクなどを無料で楽しめる館内施設が充実。整髪料などのアメニティも魅力です。荻窪店では、4階のバーラウンジで無料の朝カレー(食べ放題)を提供しているのがユニーク。カプセルルーム全162室にシモンズ製のマットレスが採用されていて、寝心地は抜群です。都内で5店舗を展開しています。
バーラウンジでは、支配人厳選のクラフトビールや日本酒、ワインなどが飲めます(有料)。
【ココがウリ】無料で楽しめる!充実のエンターテインメント
ラウンジでのマンガの読み放題やインターネットブースなど、エンタメが充実。タブレットは全部屋に設置されています。
【その3】
VR体験も! 宿泊を楽しめるカプセル「グランパーク・イン」北千住
東京都足立区千住仲町40-9
3800円〜
3タイプあるカプセルはどの部屋も低反発マットレスを採用するなど、寝具にこだわりあり。館内には、マッサージチェアやジェットバス付き大浴場、サウナなどくつろげる施設が充実しています。併設レストランでは朝食バイキングが600円で食べられます。上の写真は最もリーズナブルなスタンダードキャビン。室内の横幅は90㎝で、ゆったりと過ごせます。
ロビー内にあるマンガや雑誌は読み放題。マンガの蔵書はなんと約3000冊にも上ります。
【ココがウリ】VR体験ができるシアタープレミアムキャビン
VR用ゴーグルが備えつけられたシアタープレミアムキャビンを用意。40V型のテレビでVODを無料で楽しめるのも魅力。
【その4】
ウッド調の温かいデザインが特徴「ザ・プライムポッド」銀座
東京都中央区銀座5-13 銀座デュープレックスタワー5/13ビル 13F
3500円
人気デザイナーが手がけたウッディなイメージの客室が特徴。温かみのある入り口とは一転して、室内はシンプルかつスタイリッシュなデザインです。客室のベッドはすべて、全米で売上1位のマットレスブランドSerta社のものを採用しています。外観は木目を基調としており、銀座の街になじむ落ち着いた大人の雰囲気です。
セキュリティボックスはテレビ横に設置。テレビは角度を調整できるため、ラクに視聴できます。
【ココがウリ】銀座の夜景を一望できる13階のラウンジ
フロントを兼ねたラウンジは、夜になるとビールやワインなどを提供するバーに。窓際の席からは銀座の夜景を見下ろせます。
【その5】
併設ホテルのサービスを利用できる「リゾートカプセル」桜木町
神奈川県横浜市中区花咲町1-22-2 ブリーズベイホテル B1F
3002円〜
ブリーズベイホテル リゾート&スパの地下1階に併設。プールや、30種類もの朝食バイキング(朝食付きプランのみ)など、同ホテルのサービスを受けられるのが魅力です。客室にはSerta社仕様の高級マットレスや防音材などを取り入れています。上の写真は木目調のシックなスタンダードキャビン。客室には、テレビや目覚まし時計などが用意されています。
桜木町駅から地下通路直結で徒歩3分ほど。横浜観光の拠点にも便利な立地です。
【ココがウリ】防音性に優れたキャビンでぐっすりと眠れる
キャビンの壁には、レコーディングスタジオなどでも使われている防音材を採用。静寂のなか、自分だけの時間にゆったりと浸れます。
【その6】
本格的なスパ施設やジムを利用し放題「なんばカバーナ」
大阪府大阪市中央区道頓堀2-3-28
4100円〜
スパ施設やジムなど館内施設が充実する男性専用ホテル。カプセルは、遮光性に優れたブラインドを採用し、周囲を気にすることなくぐっすり眠れます。タオルや歯ブラシなどはもちろん、スキンケア、整髪料など豊富なアメニティグッズを無料で使えるのも魅力です。カプセル内は長さ207㎝と広々とした設計。長身の宿泊客でもゆったりと足を伸ばせます。
木目調の落ち着いたデザインが特徴。リゾートホテルさながらの大型枕を2つ備えます。
【ココがウリ】ジムからプールまでリラクゼーション施設が充実
サウナ、ジャグジーなどのスパや、本格的なマシンが揃うジムなど設備が充実。スパは24時間、ジムは6〜23時まで使い放題です。
【その7】
日本らしさと機能性の共存空間「東京銀座ベイホテル」
東京都中央区銀座7-13-15
4000円〜
エントランスから客室、ラウンジに至るまで、和モダンなインテリアで統一された空間が広がります。3階と4階の各ラウンジでは、USB付コンセントが備えつけられているのが便利。タオル、歯ブラシなどのアメニティグッズは無料です。ユニットの出入口にはカーテンではなく簾。細部に和の心意気を感じる工夫が凝らされています。
ユニットはテレビの有無を選べます。テレビ付きの部屋は通常料金プラス500円となります。
【ココがウリ】宿泊客以外でも入れる本格的な足湯を用意
エントランスには本格的な足湯が用意されています。11〜23時ごろまで、宿泊客以外でも自由に入ることができます。