ライフスタイル
2018/7/12 16:00

【2018上半期】プロが解説! 売れたモノ・バズったものランキング30位~21位

【22位】

デザインも機能もひとクセあるモデルが続々登場「異彩系SUV」

国内で人気のSUVといえば、トヨタC-HR やホンダ ヴェゼルなど、シティ派のコンパクトなクロスオーバー。一方で、スポーティなクーペスタイルや3列シートといった“異彩”を放つSUVに大ヒットモデルが生まれた。

 

【異彩系SUV ヒットのツボ】

わかりやすい個性とそつのなさがカギ

デザインや仕様で目を引くようなわかりやすい個性を備えつつも、サイズ感や価格などは現実的であることがヒットの条件に。トガっているようで、実はそつのないモデルが人気だ。

 

個性豊かな新型SUVが売れ線の牙城をおびやかす

ここ数年続いているSUVブームに拍車をかけるように、昨年末から今春にかけて個性的な新型車が続々と登場。トヨタ CH-Rやホンダ ヴェゼルといった人気モデルの牙城をおびやかしている。

 

昨年12月発売のマツダ CX-8は、ゆったり設計の3列シート車。若い世代がファミリーカーとして購入するケースも多いという。シャープで大胆なデザインの三菱自動車 エクリプス クロスは、同社が約4年ぶりに投入する新型車。乗り心地が良くハンドリングも俊敏で、完成度の高いSUVだ。輸入車では、3月に日本上陸したボルボのXC40が好調。日本の道路環境でも扱いやすい設計だ。

 

「いずれも、目にした人に『欲しい』と思わせる力のあるクルマ。加えて、サイズや価格、使い勝手が現実的で、消去法でも選ばれるそつのなさを備えていることもヒットの要因です」(モータージャーナリスト 岡本幸一郎さん)

 

異彩系SUVその1

発売前の2か月で約5000台を予約受注!

三菱4年ぶりの新型車は スポーティなクーペSUV

三菱自動車

エクリプス クロス

253万2600円〜309万5280円

スポーティなクーペデザインと、SUVらしい力強さを融合させたスタイリングが特徴。クルマの挙動とドライバーの操作をセンサーが検知して車両を電子制御するシステム「S-AWC」により、快適な操縦性と高い安全性を実現する。

SPEC【4WD・G】●全長×全高×全幅:4405×1805×1685㎜●車両重量:1550㎏●パワーユニット:1498cc直列4気筒DOHC+ターボ●最高出力150PS(110kW)/5500rpm●最大トルク:24.5㎏-m(240Nm)/2000〜3500rpm

↑サイドシル構造により、乗降時の裾汚れを軽減。雨天時やアウトドアユースで特に効果が発揮される

 

↑運転席横にタッチパッドコントローラーを搭載。運転姿勢のままでオーディオシステムなどを操作可能だ

 

三菱自動車 エクリプス クロスはココで異彩を放つ!

適度に押し出し感のある 大胆なデザインが印象的

クーペのようなルーフ形状や、大胆にあしらわれたサイドラインなどのデザインが特徴。上下に2分割されたリアウインドウも印象的だ。

 

異彩系SUVその2

発売から約3か月で約1.8万台を販売

大人でもゆったりできる上質な3列シートを実現

マツダ

CX-8

319万6800円〜419万400円

同社の国内向けSUVとしては最上位となる3列シート・6〜7人乗りモデル。3列目まで「大人がきちんと座れる」パッケージングを実現している。デザインは風格や質感にこだわり、インテリアの色や素材などひとつひとつに吟味を重ねた。

SPEC【4WD・XD】●全長×全幅×全高:49 00×1840×1730㎜●車両重量:1860㎏●パワーユニット:2188cc直列4気筒DOHC+ターボ●最高出力:190PS(140kW)/4500rpm●最大トルク:45.9㎏-f(450Nm)/2000rpm

↑2列シートのCX-5から全長はやや伸びたが、それでも取り回しは上々。落ち着いたデザインも魅力だ

 

↑「人間中心の設計思想」に基づいて設計されたコックピット。無理のない快適な姿勢で運転に集中できる

 

マツダ CX-8はココで異彩を放つ!

3列目シートにも余裕を持たせた設計

狭くなりがちな3列目シートに余裕を与えた設計は、他の3列SUVと一線を画す。質感の高いインテリアも相まって、乗り心地は快適だ。

 

異彩系SUVその3

全世界の受注台数が8万台を突破

欧州COTYを受賞した話題の小型SUVが上陸

ボルボ

XC40

389万円〜549万円

2018年欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した、同社初となるコンパクトSUV。新開発の小型車向けプラットフォーム「CMA」を採用し、街乗りに適応するスタイリングを実現した。フロントグリルをはじめ、ボルボらしいデザインも満載だ。

SPEC【T5 AWD】●全長×全幅×全高:44 25×1875×1660㎜●車両重量:1690㎏●パワーユニット:1968cc直列4気筒DOHC+ターボ●最高出力:252PS(185kW)/5500 rpm●最大トルク:35.7㎏-m(350Nm)/1800〜4800rpm

↑ダッシュボードのパネルはグレードごとに異なる仕様。内装のデザインは北欧車らしくスタイリッシュだ
↑「インテリセーフ」を標準装備。出庫時の安全をサポートする「オートブレーキ機能付CTA」を新搭載した

 

ボルボ XC40はココで異彩を放つ!

まるで国産車のような 利便性に満ちたインテリア

対応スマホを置くだけでワイヤレス充電機能など、便利な機構が満載のセンターコンソール。まるで国産車のような利便性を備えている。

 

【21位】

Apple Pencil対応の高コスパで人気に! 「iPad(2018)」

3月に発表された新しいiPadは、iPad Proより手頃な価格ながらApple Pencilに対応したことで話題に。Touch IDやマルチタスクにもしっかり対応する。

Apple

iPad(2018)

4万824円〜

指紋認証が可能なTouch ID対応の9.7インチタブレット。複数アプリを画面上に並べて同時に使えるマルチタスク機能も搭載する。別売りのApple Pencilでは手書き入力も可能。カラバリはシルバー、ゴールド、スペースグレイ。

SPEC●CPU:A10 Fusion●ストレージ:32GB/128GB●ディスプレイ:9.7型(2048×1536ドット)●サイズ/質量:W240×H169.5×D7.5㎜/469〜478g

↑ARアプリにも適したディスプレイ。教育やゲームなど各分野の対応アプリも続々増加している

 

↑iWorkの各アプリもApple Pencilに対応。手書きの文書やプレゼンテーションをiPad上で簡単に作成できる

 

【iPad(2018) ヒットのツボ】

ペン入力対応で用途が拡大!

Apple Pencilに新対応したことで、上位機種のiPad Proに並ぶ使い勝手を獲得。スペックも普段使いには十分なうえ、Wi-Fiモデル(32G B)で実売4万824円というお買い得さも◎。

 

【コチラもチェック!】

新iPadを使うならApple Pencilも買うべし!

Apple

Apple Pencil

1万1664円

傾きおよび圧力を感知して、鉛筆のように線の太さを変えたり、繊細な陰影を付けたりすることが可能。充電はLight ningコネクタから行い、フル充電で約12時間の使用が可能だ。全長175.7㎜(先端からキャップまでの長さ)、直径8.9㎜、質量20.7g。

 

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