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2018/8/21 21:30

元TBS青木裕子アナが激白! 育児はきめ細かく丁寧に、夫には“割り切り”が大事!?

アナウンサーとしてテレビで活躍し、透明感あふれるルックスと天真爛漫なキャラクターで人気を集めた青木裕子さん。フリーアナウンサーとして独立した後には、お笑いコンビ「ナインティナイン」の矢部浩之さんと結婚、2人のラブラブぶりも話題を呼びました。

 

そんな青木さんも、今では2児のお母さん。息子さんたちの育児をしながら、今もフリーアナウンサーとして活躍するワーキングママでもあります。「毎日忙しい日々を送っている青木さんから、私も同じ2児の母として共感できることや学べることも、きっと多いはず。この機会だもの、旦那さんのこともいろいろと聞きたいわよね! 我が家にお招きして、ママ友会を開催しちゃうわよ!」と、参田家のお母さん。

 

早速、お話をうかがっていきましょう。

フリーアナウンサー 青木裕子さん

1983年1月7日生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後の2005年、TBSテレビにアナウンサーとして入社。『サンデージャポン』『News23x』をはじめ、報道やスポーツなど多くの番組を担当し注目を集める。2012年12月末にTBSテレビを退社し、フリーアナウンサーとして活動をスタート。2014年3月に長男を出産し、同年12月には妊娠・出産・子育ての日々をつづった『母、妻、ときどき青木裕子』(講談社)を出版。2016年1月に次男を出産し、2児の母として育児に奮闘する今も、多くのメディアで活躍中
https://www.lespros.co.jp/talent/creator/yuko_aoki/

 

育児はきめ細かく丁寧に、夫には“割り切り”が大事!?

お母さん「青木さんのお宅は、男の子2人兄弟でしたよね。お子さんは何歳になったんですか?」

 

青木さん「長男が4歳、次男が2歳になりました。最近は、2人とも戦隊ごっこにハマっているので、本当にワイワイにぎやかです(笑)。長男は“自分ルール”を作るのが大好きなので、戦隊ごっこをするにも細かく設定します。でも、一緒に遊ぶ弟には難しいかな?と思うこともしばしば(笑)。子どもって、本当に面白いですよね。最近、お兄ちゃんの細かいルール設定に対して、弟が空返事をするようになったんです。理解しているのかいないのか、お兄ちゃんの言うことに対し、何にでも『うんうん』と頷きます。そんな2人を見ていると、愛おしいやら、おかしいやら(笑)」

 

お母さん「その感じ、よく分かります(笑)。でも、兄弟ゲンカをするときもあるでしょう? 青木さんは、どのようにお子さんに注意しているんですか?」

 

青木さん「4歳と2歳の兄弟では、どうしてもお兄ちゃんに我慢してもらうことが多くなるので、ケンカをしたときは、2人から事情を聞くようにしています。その上で『だったら、こうだね』と、ケンカの原因と叱る理由を、きちんと提示するようにしていますね。ただ、朝から他愛のないことでケンカを始められると、私も雷を落とします。『うるさい!』と、ぴしゃり!(笑)」

 

お母さん「同じ年代の子どもを持つ親として、共感することばかり(笑)。上の子に我慢を強いてしまうのも、うちと同じです。こういうとき、お兄ちゃんのケアはどうしているんですか?」

 

青木さん「それは、次男が生まれた直後からかなり気をつけていますね。長男は繊細なタイプなので、じっくり話を聞き、叱るときにも『分かるんだけどね』と、共感の言葉を添えるようにしています。また、長男と私で2人だけの時間を作るようにも意識していますが、これが最近、拒否されるんですよ(笑)」

 

お母さん「えぇ〜、もしかして早くも反抗期なのかしら?」

 

青木さん「それが、弟が大好きなあまり、私と2人きりでは寂しいみたいなのです。『ママと2人で温泉に行こうか?』と誘ったときも、『弟が一緒じゃなきゃダメ。僕と一緒がいいなら、お風呂に入るときだけ、2人きりになってもいいよ』と言われてしまいました」

 

お母さん「息子さんたち、本当に仲良しなんですね! 聞いていて、ほっこりしちゃいました」

 

 

お母さん「ところで、旦那さんの矢部さんも、育児には参加してくれるんですか?」

 

青木さん「そうですね。特に長男は、パパをひとりの男性として尊敬しているようです。私が『今日は暑いから、帽子をかぶって』と言っても聞いてくれないのに、パパが『その帽子、かっこええやん』と褒めるとイチコロ(笑)。パパに褒められると、父親というより大人の男性に褒められた気分で、誇らしいのかもしれませんね」

 

お母さん「ひとりの男性として憧れられるなんて、うちのパパにも見習ってもらいたいわ(笑)。青木さんと矢部さんって、おしどり夫婦というイメージも強いし、うらやましい限り。今でも2人でお出かけしたりするんですか?」

 

青木さん「ようやく、2人で出かけられるようになりましたね。長男は幼稚園、次男も週に一度のプレスクールに通い始めたので、プレスクールから帰宅するまでの数時間だけ、夫婦の時間が取れるんです。ほんの2〜3時間程度ではありますが、2人でランチに出かけることもあります。とは言え、話すことは子どものことばかりで、家の中とあまり変わらないですが(笑)」

 

お母さん「わかります! 久しぶりの夫婦水入らずでも、結局は子どもの話をしているんですよね(笑)。それでも2人きりの時間を意識的に作ることが、夫婦円満の秘訣かも!」

 

青木さん「それと、あまり高望みはしないこと! これも大切です(笑)。うちのパパって、本当にマイペースなんですよ。事前に伝えていた予定もコロッと忘れてしまうので、そのたびにイライラしていても仕方ありません。『パパはこういう人! 仕事も忙しいし、仕方がない!』と割り切ったほうが、仲良く、平穏に過ごせるじゃないですか(笑)」

 

お母さん「それも我が家と一緒です。『この日は家族で外出するから』と伝えていても、なぜか忘れているんですよね(笑)。でも、青木さんの言う通りですね! 割り切るほうが、ずっとラク!」

 

青木さん「ラクですよね(笑)。そう割り切ってからは、夫婦共有のスケジュール帳を持つようにしました。それを見れば、お互いの予定も、家族の予定も、パッと確認できます。夫婦でも違う環境で生まれ育ったのだから、相容れない部分があるのは当たり前。相手に『変わってほしい』と願うより、お互いが気持ち良く過ごせるツールや方法を探るほうが得策です。これが、夫婦円満の秘訣かもしれません(笑)」

 

お母さん「そうやって割り切ることで、夫婦関係を良好に保てるのかもしれませんね。まだまだ青木さんに聞きたいことがいっぱい! ひとまず、お茶のおかわりをしてから、もう少しお話の続きを聞かせてください!」

 

【前編のまとめ】

毎日がにぎやかな反面、男の子2人の育児は大変なことも多いと思うの。それでも優しく、きめ細やかな育児をされていることに感心してしまったわ。私も頭ごなしに怒ることはせず、子どもに対して叱る理由や原因を丁寧に説明しなきゃと、ちょっぴり反省……。

夫婦が仲良くいるための秘訣にも、思わず納得(笑)! これからも一緒に連れ添っていくからこそ、確かに割り切ることが大事よね。私もパパの行動にイライラしているだけじゃダメだわ(笑)。共感と学びの連続だった前編に続き、後編でも、青木さんファミリーの、家庭円満の秘訣に迫るわよ!