日本人旅行者が多く、日本語も通じやすいため、「初めての海外旅行はハワイ」というケースはきっと少なくないでしょう。そんなハワイ初心者の方には、とにかくハワイらしさあふれる場所をめぐって、ハワイの魅力を思いっきり体感していただきたいもの。そこで、ホノルル在住の筆者が、「ハワイに行くならまずはココ!」という鉄板の観光スポットを厳選してご紹介します。
1:やっぱり定番! ワイキキビーチとデュークカハナモク像
まずはハワイに到着したことをなによりも実感できる場所、ワイキキビーチへ。テレビ番組のハワイ特集でも必ずビーチの風景が写されますが、そのほとんどがワイキキビーチです。ビーチでのんびり日光浴をするのもいいし、サーフィンやボディボード、スタンドアップパドルなどのレンタルもビーチで行われているので、気軽に挑戦できます。
また、ワイキキビーチの顔とも言えるのが、デューク・カハナモク像。1890年にハワイで生まれたデューク・カハナモクはサーファーとして知られていましたが、驚異的な水泳能力の持ち主で、オリンピックに水泳選手として出場しています。男子100m自由形で2度も金メダルを獲得した、ハワイの英雄なんです。そんなデュークを称えた像がワイキキビーチに建てられており、観光客が写真撮影する人気スポットになっています。
2:ビーチが大好きな方に! アラモアナパーク
ハワイは海外ウェディングを挙げる方にも人気の場所で、ウェディングドレスとタキシードに身を包んだ日本人カップルが、あちこちでプロのフォトグラファーによる撮影会を行っています。そんな写真撮影場所としても定番なのがアラモアナパークです。芝生が広がるエリアもあり、ビーチもあり、ロコの憩いの場でもあります。特におすすめは、サンセットタイム。ちょうど海の向こうに太陽が沈むため、絵葉書のような絶景を望めるんです。
ハワイ最大のショッピングセンター「アラモアナセンター」の目の前にあるので、ぜひアラモアナパークまで足をのばしてみることをおすすめします。
3:ハワイの歴史を知る第一歩に。カメハメハ大王像
ワイキキからクルマで10~15分ほどの場所にあるダウンタウンは、歴史的建造物などが建ちハワイの文化や歴史に触れられるエリアです。そのなかで絶対にはずせないのがカメハメハ大王像。1795年にハワイ諸島を統一しハワイを建国した人物の像です。ハワイ州最高裁判所をバックに威風堂々と立つ様は、ハワイの島々を治めた王らしい風格が漂います。ちなみに、カメハメハ大王像はハワイに全部で3体あり、残りの2体はハワイ島にあります。
4:毎週金曜日に打ち上げられるワイキキの花火
ハワイ旅行を訪れた知人に必ずおすすめするのが、毎週ワイキキで行われている花火大会です。これはヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートが行っているもので、毎週金曜日の夜7:45に打ち上げられます。わずか10分ほどの短い時間で、日本の花火大会に比べると豪華さは欠けてしまいますが、ハワイ旅行中にみんなで眺めることができればきっと素敵な思い出になるはず。花火が見られるレストランなどは、金曜日の夜は予約でいっぱいになってしまいますが、花火の時間にあわせてワイキキビーチを散歩するだけでも楽しめますよ。
季節や天候などによって開催時間の変更やキャンセルもありますので、ホテルのコンシェルジュなどに事前に確認してみてください。
せっかくのハワイ旅行。1度目は鉄板のスポットをめぐって、ハワイの魅力にどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか?