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2018/12/3 17:30

貯金は本当に無意味? 20代から身に付けたい税理士流「貯金術」

貯金だけでない! オススメの「資金運用」

銀行の利息がなかなか増えないいま、貯金をするためには銀行への定期積金や定期預金だけでなく、ローリスクの資金運用もオススメみたいです。

 

――貯金をする銀行の選び方はありますか?

 

木下 銀行は軒並み利息が同じですので、使いやすいところで良いと思います。銀行への貯金ができたら、今度は「お金でお金を増やす手段」も視野に入れるとよいでしょうね。

 

――つまり資金運用ですか。「お金でお金を増やす」というと、素人には少し恐い感じもしますが。

 

木下 資金運用には様々な種類がありますが、大まかに4つのパターンに分けられます。

 

ローリスク・ローリターン: 銀行預金、個人向け国債、地方債、社債(大手会社)等

ミドルリスク・ミドルリターン: 株式投資、投資信託、外貨(定期)預金、金

ハイリスク・ハイリターン: FX、先物取引

◯そのほか: iDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)、NISA(投資信託)

 

リスクとリターンの高さごとに分類した上記の3つはどこでも言われていることなので割愛しますが、このなかで、いま個人的にオススメしたいのは最近すごく注目されている「個人型確定拠出年金のiDeCo」です。

 

上限が設定されていながらも、自分で金額を決めて運用するiDecoは、入れた金額に対して、確定申告では医療費控除と同様、所得控除(小規模企業共済等掛金控除)が受けられるので税金対策にもなるんですね。

 

ただし、注意点は60歳になるまではお金を引き出せないことです。

 

――つまり民間版の年金のようなものですね?

 

木下 そうです。ローリスクではありますが、貯金が軌道に乗っている方ならやってみるのもよいと思います。

 

さらに、NISAは株や投資信託に投資をして、配当金が出た際、年間120万円までの投資に対する収益が非課税というものです。つまり、途中で売らないことを前提に、限りなく固い株式銘柄に投資をして、それをずっと持ち続ける。配当金が入ってくるけど、税金が取られない。しかも、銀行の利息よりもよいということになります。

 

――外貨での定期預金はどうですか?

 

木下 外貨預金も最近よく耳にしますね。利回りもよいので魅力的に見えますが、為替リスクがあるので日本円に換金する際に損をしてしまうこともあります。外貨預金をするのでしたら、この点も加味して考えておくべきだと思います。

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