他者と趣味を共有することの意義
――Redditでシェアしたということですが、SNSで活動を報告するのは有益ですよね?
マット氏 プロジェクトを継続するうえでかなり励みになりました。なんらかの反応をしてくれたり、アドバイスをくれる人もいてモチベーションになります。あと、SOLIDWORKSからも連絡が来ましたしね。それがきっかけで、このSOLIDWORKS World 2019に招待されたんです。また、オハイオ州の遊園地シダーポイントからジェットコースターSteel Vengeanceのレプリカを作ってくれないかという依頼も受け、そのレプリカも作りました。
――何かプロダクトを作りたいと考えてる人にアドバイスはあるでしょうか?
マット氏 とりあえず動いてみることですね。座ってても何も始まりません。うまくいかない場合を必要以上に想像しなくて良いです。もし問題に突き当たっても解決策を考えたらいいのです。
マット氏が趣味で始めたジェットコースターの製造ですが、継続するうちに、いつしか遊園地から製作を依頼されるまでになったんですね。現在はオハイオ州の遊園地シダーポイントのMillennium Forceの製作に取り掛かっています。もはやジェットコースター職人さながら。学生への講演を依頼されることもあるそうです。
マット氏にとってレプリカのジェットコースターを作ることは、自分自身で完結させるものではありません。それは他者とつながる手段なのです。ジェットコースターの製作工程や知識をYouTubeで配信し、他者と共有しながら学ぶ。そして、他者の反応を糧に製作に励んでいるんですね。
私たちもマット氏から参考にできる点は多いのではないでしょうか? 仕事で得たスキルや知識で何かを創造してみる。そして、その成果をSNSで公開して他者と共有する。これが人生をより充実させるキッカケとなるかもしれません。