ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの加熱式たばこ「グロー」の新製品が本日発表されました。
現在、日本において加熱式たばこの市場は、【JT】のプルーム、【フィリプ・モリス・ジャパン】のIQOS、【ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン】のグローの3強となっています。まさに三国志状態! そのような時代のなか、投入されたグロー新製品はどのようなモノになっているのでしょうか?
今回発表されたのは、フレーバーリキッドを融合させた加熱式たばこ「glo sens(グローセンス)」。フレーバー・カートリッジ内のリキッドが加熱されて生じる水蒸気が、たばこ・ポッド内のたばこ葉と融合してニコチンを抽出。ニオイが少なく、有害性物質を約99%削減します。現在販売しているものは、たばこ葉がベースとなっていますが、今回の新作はフレーバー入りリキッドがベースとなっています。そして、ポッド・カートリッジ型デザインも特徴です。
操作方法はすごくシンプル。ボタンを3回押せば、すぐに最初の一服が楽しめます。クリーニングの必要はなく、高性能バッテリーを搭載しているので、一日中外出先でも使用可能。そして、電源OFFの方法は、3回ボタンを押すか、10分間放置しておくと自動的に電源がOFFになります。
glo sensはカスタマイズできるスタイルも特徴となっていて、デバイス(本体)のカラーリングとデバイス専用アクセサリーの「シェル」の組み合せで自分らしさ、個性を主張できるようになっています。ちょっとしたところですが、ほかの人とのカブリを軽減できるのはポイント。
glo sens専用のたばこ製品「neo pods(ネオ・ポッド)」は6種類あり、「ネオ・リッチ・ブレンド・ポッド」と「ネオ・メロー・ブレンド・ポッド」が通常のたばこに近しい味となります。たばこ・ポッドは1個につき約180回吸引でき、通常サイズのたばこ約20本相当になります。発表後の体験会で試してみると、たしかに、たばこっぽい味がしました。そして、少時間しか体験していませんが、洋服などに紙巻きたばこ特有の匂いが染み付いた感じもしませんでした。
発売は8月19日から、gloストア青山およびgloストア吉祥寺、gloオンラインストア(東京都在住者限定)となります。実売価格は「glo sensキット」が3980円(税込)、glo sens専用のたばこ製品「neo pods(ネオ・ポッド)」6製品(たばこ・ポッド3個/フレーバー・カートリッジ1個入り)が、各490円(税込)。デバイス専用アクセサリーの「シェル」は、880円(税込)です。
フレーバーリキッドたばこは賛否両論ありますが、このglo sensの登場によって、フィリプ・モリス・ジャパンのIQOSの牙城を崩せるのでしょうか…。
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