最近なにかと話題のワークマンがメディア向けに「2019年秋冬新製品ファッションショー」を開催しました。メディア向けといはいえワークマンがファッションショーを開催するのはこれが初めて。それもそのはず、つい最近まで働く男のためのワークウェアが中心だったのだから。ただしそこはワークマン、単なるファッションショーではありませんでした。ランウェイで繰り広げられたのは、霧と豪雨と雪が降る「過酷ファッションショー」。24時間365日、働く男のためのワークマンらしいイベントです。それでは、ファッションショーの様子を織り交ぜつつ、ワークマン2019年秋冬新作ウェアを紹介していきましょう。
※価格はすべて税込表記です。
ワークマンはじめてのファッションショーが普通にスタート…!?
最初に登場したのはスポーティーな男女。ともに、アウターはアウトドアブランド【Find-out(ファインド・アウト)】の「耐久撥水ウォームジャケット」(2900円)の新色を着用。これは50回洗濯後も撥水度試験3級に適合する軽量ジャケットです。裏地にブロックフリースを採用して保温性を高めています。男性が穿いているパンツは、同じく「耐久撥水ウォームパンツ」(2500円)。女性が穿く「ワンダーシェイプSTRECHウォームパンツ」(2500円)は裏起毛で暖かく、動きやすいストレッチ生地を採用、カーブベルトで背中が見えにくいデザインです。また男性が履くシューズは、片足150gの「超軽量アスレシューズライト」(980円)。女性が履く「ニットミドルカットセーフティーシューズ」(3900円)は先芯が入っているので満員電車で足を踏まれても痛くないし、仮に暴漢に襲われた時は、これで蹴り上げれば撃退できるでしょう。ニットミドルカットセーフティーシューズは、12月発売予定です。
2番目に登場したのはキャンプにでも行きそうなアウトドアカップル。アウターは、男性が「ULTIMATEシャツジャケット」(2900円)、女性が「ULTIMATEフーデッドベスト」(2900円)を着用。これらの中綿はボール状にしたファイバーダウンで保温性を向上し、裏地は反射性の強いアルミ素材で体温を逃しません。ファイバーダウンを分ける凹凸はシームレス溶着加工なので、縫い目から冷気の侵入や体温の放出を防ぎます。インナーはともに「MOVE ACTIVE THERMALシャツ」(メンズ1900円、ウィメンズ1500円)。パンツは、男性が毎年品薄になるほど人気の高い「AERO STRECHクライミングパンツ」(2500円)、女性は「ActionSaveフルレギンス」(1500円)を穿いています。シューズは男性が「ミットミドルカットセーフティシューズ」(3900円)、女性は弾力性のある特殊発泡ゴムと裏フリース素材を採用した「防寒アウトドアロングブーツ」(3500円)でキメていました。
次は女性が続けて4人登場。1人目は、黄色の「ULTIMATEフーデッドベスト」に「Blue Bツナギ服」(4900円)を着こなしています。ツナギがこんなに可愛くなるなんて驚きです。靴もワーク用の「防寒ブーツ ラークス」(2900円)をコーディネート。裏フリースで防寒性が高く、地上5cmまでの防水性能も保有しています。タウンユースとしても全く違和感のないコーディネートではないでしょうか。
2人目もタウンユースの着こなしです。アウターは保温性の高い裏アルミの「ダイヤフリースジャケット」(1900円)。スカートは、表地は撥水性が高く、中綿入りで防寒性もある「インサレーションラップスカート」(1500円)。シューズは地上4cmの防水とアッパー部分に撥水機能を持つ「中綿入りケベック防寒ブーツ」(1900円)を履いていました。
3人目はもう完全にタウンユースファッション。アウターの「レディースエアロストレッチブルゾン」(2900円)は防風・ストレッチ・撥水性能を持ち、ウインタースポーツにも利用できます。フロントジップを開けてインナーも見せつつ着こなせば、街中でも十分ファッション性が高まるアイテムです。
そして、4人目のアウターの「レディース撥水マウンテンパーカー」(2900円)もアウトドアとタウンの両シーンで利用できます。
続いて登場した男性3人は、冬場のランニング、トレッキングの際の急な降雨への対応、スノーボードなど本格的なウインタースポーツ用と、秋冬のアウトドアウェアのバリエーションを見せたものでした。