インターネットリサーチ会社のマクロミルでは、働く大人たちの夏休み事情に迫るべく、会社員・公務員を対象に「夏休みの過ごし方」について調査しました。8月11日は、新しい国民の祝日「山の日」です。お盆休みと組み合わせれば、今年の夏休みは夢の大型連休に!? はたして、どのくらいの人が「山の日」の恩恵を受けられるのでしょうか。
【調査概要】
●調査主体:マクロミル ●調査方法:インターネットリサーチ ●調査地域:全国●調査対象:20~59歳の有職の男女で、職業が会社員、または、公務員に該当する方(マクロミル提携モニタ) ●割付方法 :男女×年代(20,30,40,50代)別に回収/ 合計971サンプル ●調査日時 :2016年7月7日
■理想の夏休み期間は7日間だが、現実は約半分の平均3.9日
会社員・公務員を対象に、理想の夏休み期間を調査したところ、最も多い回答は29%の7日間でした。2位は20%の10日間、3位は17%の5日間という結果に。しかし現実は厳しく、夏休みの平均取得予定日数は3.9日間でした。最も多かったのは、0日(夏休みを取得する予定はない)で19%にのぼりました。なお、業種別にみると、取得予定日数が最も長かったのは「製造業」で4.7日間、最も短かったのは「医療・福祉業」で2.3日間という結果に。
■夏休みは“自宅でのんびり派”が多数だが、平均予算は約7万4千円と高め
夏休み取得予定者に、夏休みの予定を聞いたところ、1位は58%の「家でゆっくり過ごす」、2位は47%の「家族団らん」、3位は42%の「墓参り」でした。また、夏休み期間を通しての家族全体での予算を聞いたところ、平均額は7万3798円。最も多かった回答は5万円でした。
■レジャー予定はこれから計画する人が多数!? 旅行予定者はわずか30%にとどまる
まだ予定はしていない、が夏休みにやりたいと思うことを調査したところ、1位は47%の「旅行(国内・海外含む)」、2位は42%の「普段できていない家事をする」、3位は41%の「近場のレジャースポットに行く」という結果に。1位の旅行に関しては、既に予定している人は30%でしたが、その1.5倍の47%が未予定ながらも旅行願望はある様子。これらを合わせると、77%が行きたいと思っていることがわかり、お出かけの予定はこれから立てる人が多いことが伺えます。
■働く大人の73%が夏休みは「たくさん寝たい」と思っている
また、夏休みを利用して「たくさん寝たい」と思っている人は、73%(予定者34%、希望者39%)でした。一方で、夏休み中にもかかわらず「仕事」をしようと考えている人も25%(予定者13%、希望者数12%)いることが判明。日々の仕事が忙しく睡眠不足を解消しようとしているのか、はたまた、日々の仕事が終わらず休暇中にも持ち越すことになりそうなのか……忙しい方が多い様子が見てとれます。
今年の夏休みの予定はお決まりでしょうか? 調査の結果をみると、家でゆっくり過ごす自宅でのんびり派が多いようですね。過ごし方は人それぞれですが、ご自身の休暇日数に合わせた有意義な夏休みをお過ごしください。
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