ヤンマーから家庭菜園向けミニ耕うん機「YK-QT」シリーズ4機種が11月1日より順次発売されます。価格は、標準仕様「YK300QT」が9万6984円、握るとバック仕様「YK300QT-B」が12万8520円、デラックス仕様「YK300QT-D」が15万7680円、スパイラル仕様「YK300QT-S」が14万9040円。
新デザイン&簡単操作でより身近な存在に
YK -QTシリーズは、“育てる”、“収穫する”、“食べる”といった体験を通して“食”をより楽しみたい人を応援するために開発された全く新しいコンセプントのミニ耕うん機です。
デザインは、YTトラクターなどのデザインも手掛ける「KEN OKUYAMA DESIGN」が担当。丸みを帯びた一体感ある親しみやすい外観に加え、カバーや部品に施されたデザインが安心感と高級感を演出しています。
機能面では、低振動爪の採用でハンドルの上下変動幅を約40%軽減したほか、ロータリータイプと同等の深い耕うんやうね立てが可能に。また、従来1本だった、圃場の抵抗を抑える抵抗棒を2本にしたことで、より少ない力で操作できるようになりました。さらに、ハンドル部には振動を吸収する握りやすいユニバーサルグリップを採用。疲れにくく快適な作業を実現しています。
操作に関しては、ハンドル左のレバーを握れば「作業開始」、離せば「止まる」と非常にシンプル。初心者や女性でも安心して作業することができます。
標準仕様以外の3モデルは、作業中にハンドル右のレバーを握るとアクセル回転が自動で低速に戻り後退する、ヤンマー独自の「握るとバック」機能を搭載。方向転換がスムーズに行えます。
また、ハンドルを折りたためるコンパクト設計に加え、手押しで楽に移動ができるワンタッチ移動輪によって、一般的な乗用車でも簡単に運搬することが可能です。
近年では、市民農園・貸し農園など、家庭菜園を趣味として身近に楽しむ一般家庭が増加しています。デザインや扱いやすさにこだわったミニ耕うん機があれば、快適に作業ができそうですね。