ベストセラーに相応しいデキ!3代目「エヌボックス」静粛性と乗り心地に進化を実感

ink_pen 2023/12/24
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ベストセラーに相応しいデキ!3代目「エヌボックス」静粛性と乗り心地に進化を実感
GetNavi編集部
げっとなびへんしゅうぶ
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「新しくていいモノ」を吟味して取り上げる新製品情報誌。生活家電とIT・デジタルガジェットを柱に、モビリティから雑貨・日用品、グルメ・お酒まで、モノ好きの「欲しい!」に答える。

今回は、国産乗用車のベストセラーとして君臨するNボックスの新型をチェック!

※こちらは「GetNavi」 2024年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

まさにベストセラーの後継に相応しい完成度!

ホンダ
エヌボックス

SPEC【カスタム(FF)】●全長×全幅×全高:3395×1475×1790mm●車両重量:920kg●パワーユニット:658㏄直列3気筒DOHC●最高出力:58PS/7300rpm●最大トルク:6.6kg-m/4800rpm●WLTCモード燃費:21.5km/l

進化のほどは快適性能の高さで実感できる!

軽自動車カテゴリーのみならず、いまや国産乗用車のベストセラーとして君臨しているNボックスが3代目へと進化。この新型では、拡大するユーザー層のニーズに対応すべく持ち前のユーティリティや扱いやすさをブラッシュアップ。走りについても、すでに評価の高かった先代のそれをベースとして一層の進化を遂げている。

 

その内外装は、最新のホンダ車らしくシンプルで親しみやすい仕上がり。視界を良くする等、機能面も着実に向上している。また、運転支援機能であるホンダ・センシングの検知機能や制御を高度化する等、安全性が一層高められた点も要注目のポイントだ。

 

搭載するパワートレイン、シャーシ回りは基本的に先代を踏襲しているが、制御やセッティングを見直すことで快適性や操縦性が進化。カタログ燃費も自然吸気、ターボともにわずかだが数値が向上している。今回は自然吸気版に試乗したのだが、特に印象的だったのは静粛性の高さと穏やかな乗り心地。動力性能も日常域なら必要にして十分、かつCVT特有の悪癖も上手く抑えられているので、大きな負荷がかかる領域を除けば軽自動車であることすら意識させない。その完成度の高さは、まさに国産乗用車のベストセラーモデルに相応しいものと言えそうだ。

 

低床レイアウトの美点も継承!

後席座面をチップアップさせ、背の高い荷物でも立てたまま積載できる強みは新型でも健在。独自の低床レイアウトにより、通常の荷室も使い勝手は秀逸。

 

広さ、座り心地ともに上々!

写真はカスタムの室内だが、標準仕様は落ち着いた色使いでリビングルーム感覚を演出。後席の座り心地でライバルを凌ぐ点も健在だ。

 

標準仕様はシンプルで親しみやすい仕立てに

標準仕様は、最新のホンダ車らしいシンプルなデザインを採用。ボディカラーの選択肢も10色と豊富だ(カスタムも2トーンを含む9色を用意)。

 

カスタムは上質感と精悍なイメージを強調!

Nボックス・カスタムは精悍なフロントマスクの造形等で上級グレードらしさをアピール。自然吸気エンジン搭載車の走りは、静粛性の高さと快適な乗り心地が印象的だ。

 

運転のしやすさにも配慮した作り

合わせ鏡を使う独自の補助ミラーは、新型で一層高機能に。オプションでフロントガラス用ロールブラインドが装備できる等、使い勝手への配慮も行き届く。

 

自然吸気、ターボともに熟成化

先代から継承されたエンジンは、各種制御の洗練度がアップ。自然吸気(写真)、ターボともに燃費も向上した。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

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