朝食では「シャトルシェフ」で調理したミネストローネが沁みる!
余談ですが、筆者は湖面に面したテントサイトで一人だけテント泊を選び、早朝の富士山を撮影できるかと楽しみにしておりました。しかし5時に目覚ましをかけて外を見たところ、霧で真っ白……。テントを撤収しているとようやく霧も晴れてきたのですが、完全には晴れず、残念な結果に。
そして、朝食の時間に。夕食は、お代わりするほどたくさん食べたつもりでしたが、炭火でトーストを焼くほのかな香りを嗅ぐと空腹を覚えるのが不思議です。ここでもシャトルシェフで保温調理されたミネストローネが用意され(上写真)、真空断熱ステンレスボウルで頂きました。朝の肌寒い気温に、熱々のミネストローネが沁みました。おしゃべりしながらだといつの間にか冷めてしまうような気温でしたが、シャトルシェフのおかげでアツアツでした。締めには、先述の黒田さんが淹れたコーヒーを頂いて、体験会は終了。
キャンプの一部に取り入れるだけでもまったく違う
今回の体験会では、あらゆるシーンでサーモス製品を活用したデモンストレーションが行われました。しかし、今回のように、すべてのシーンで使用しなくとも、製品とアクティビティがマッチする部分に取り入れるだけでも、今より手軽で楽しいキャンプになると思いました。
たとえば、キャンプならではの準備や片付けの手間が煩わしかったり、そのために子どもが小さいうちはキャンプに連れて行けない……と諦めてしまうご家庭もあるかもしれません。あるいは、バーベキューの予定が準備中から雨続きで、食事の用意が遅れてしまう……といったトラブルがあるかも。そんなとき、すでに使える状態のお湯があったり、一品だけでもすぐに食べられる料理があったりするだけでも違うのかな、と。特に、ずっと火の番をしていなくとも調理が進み、手入れもカンタン、これにより、キャンプを楽しむ時間が多く取れるという、シャトルシェフ(下写真)の活用法が目からウロコでした。
今回紹介したものをいきなり全部を揃えるのはムリですが、今後のキャンプライフに少しずつでも取り入れて行きたい…そう思わせてくれた体験会でした。