道を歩きながら、電車での移動中、仕事中、家事の途中など、周囲の音を聞きながら曲も聴きたいシーンってたくさんあります。そんなときに重宝するのがオープンイヤー型。オープンイヤー型といえばイヤホンが主流ですが、珍しいヘッドホンタイプを見つけたんです!
小さな不満を解消してくれるヘッドホン
nwm(ヌーム)「nwm ONE」
3万9,600円(税込)
イヤホンの圧迫感が苦手、骨伝導イヤホンはメガネに干渉するから苦手、ヘッドホンは頭部への締め付けや長時間の使用で首や肩が凝ってしまうから苦手…。そんなわがままな悩みを抱え、快適に使えるヘッドホンを探しているときに出会ったのが、NTTソノリティのnwmシリーズ、「nwm ONE」です。
本体は約185gと軽量。先日5時間ほど付けっ放しにしてみたのですが、重くて耐えられないと感じることはありませんでした。また耳まわりが細めのシリコン素材でできているので、頭部の締め付け感もあまりありません。長時間快適に使用したい人にとってはピッタリのヘッドホンだと思います。
長時間使用可能なバッテリーも使い勝手良し
バッテリーの持ちも良く、最大約20時間も使用できます。ちなみにこれだけのスタミナがあるのに充電時間はたったの1.5時間程度!
あっという間にスタミナを全回復してくれるのも使い勝手の良さにつながっています。バッテリーの持ちが良すぎて充電するのをうっかり忘れてしまうこともあるのですが、最悪の場合5分充電すれば約1時間使うことができるので、緊急時にはそれで乗り切ろうと思っています。
音楽空間が自分の耳元にだけ現れるイメージ⁉︎
nwm ONEは耳元に小さなスピーカーをつけているかのようなデザイン。一見すると音漏れしやすそうかなと思うのですが、音漏れは意外と気にならないんです。
静かな部屋で使用しても、音漏れはほとんど気になりません(耳をギリギリまで近づけてやっと少し聞こえるレベルです)。これはPEZ技術という音を操るコア技術をW搭載しているおかげなのだそうです。自分にだけ音が響くので、外出先でも安心して使用することができるのがありがたいです!
また、通話に対応しているのも便利だと感じました。耳元に空間があるので、通話というよりも普通に会話しているかのような快適さがありました。
周囲の音にも気を配れるから使用シーンが広がる
音楽や動画の音を聞いていても、周囲の音がしっかりと耳に入ってきます。試しにnwm ONEをつけたままコンビニで買い物をしてみましたが、問題なく会話ができました。電車のアナウンスもちゃんと聞き取れるので、電車内で音楽を聞くのも安心です。これでうっかり乗り過ごしてしまう心配もなくなりました!
周囲の音を適切に聞き取ることができるのはもちろん、耳まわりの風通しが良く蒸れないので、スポーツジムなどでウォーキングマシンやエアロバイクを漕ぐときも快適に使えました。
操作性も簡単
本体にあるボタンは電源のオンオフや再生・一時停止などを操作できるマルチファンクションボタンと音量ボタンのみと、かなりシンプル。
専用のアプリと接続すれば、簡単に音質やボタン操作を自分好みに変えられます。
ただ耳もとのドライバー部分を耳穴に対して真っ直ぐに音を伝えられるように上手く調整できていないと、いくら自分好みの音質に設定していたとしても、音のバランスが少し乱れてしまいます。毎回ドライバー部分の微調整が必要となるので少し面倒くさいですが、そのほかの部分ではかなり満足度の高いヘッドホンだと思いました。