深まってきた秋冬の気配を肌で感じながら思うのは、親しい人たちと味わう秋冬の味覚や、ひとりでのんびり過ごすリラックスタイムを彩るホットドリンクのこと。今回、バルミューダから温かい食べものやホットドリンクの美味しさが際立つ季節にぴったりの新製品が、ふたつも発表されたんです。
薄さ&幅広設計が新しい。美ビジュアルな卓上コンロ
バルミューダ 「Table Stove(テーブルストーブ)」
19,800円(税込)
ひとつめの新製品はバルミューダ史上初となる家電ではない製品、カセットコンロ「Table Stove(テーブルストーブ)」。ひと目見た瞬間、本体の薄さに驚きました。五徳上部までの高さはわずか73mm。
家族で鍋を囲んだり友だちを呼んでホームパーティーを楽しんだり、何かにつけて活躍する卓上コンロ。ですが、一般的な卓上コンロはそれ自体に高さがあるため、鍋やフライパンの中身を取るときに中腰にならなければならないのがちょっと不満でした。
Table Stoveなら、深さのある鍋をのせてもイスや座布団に座ったまま楽々取り分けが可能。“小さいけれど地味にひっかかるストレス”を逃さないなんて……さすがだなぁ。さらに直径30cmの鍋やフライパンをのせられる幅広設計なので、使用シーンも自然と広がりそうです。
お手入れのしやすさ&収納のしやすさにもこだわりが!
お手入れの面でも、ストレスを逃しません。なんと五徳部分を外して丸洗いできるんです。せっかく素敵なデザインなので、キレイな状態をキープしやすい設計になっているのは嬉しいと思いました。
五徳部分を持ち上げると底面にあいた放熱穴が見えるのですが、この穴のデザインにもこだわったんですって! 細かい気配りが粋ですね〜。
ただ、薄型とはいえ大きめの鍋をのせられるだけのポテンシャルがある分、全体的なサイズ感としては少し大きめ。横向きで収納するのはちょっと大変かもしれないと思ったのですが、そんな懸念を払拭する専用ケース(別売り)もありました。これを使うことで、立てて収納することができるようになるんです。隙間を利用できるのでスペース確保もしやすいし、キャンプなどで持ち運ぶときにも大活躍しそうな予感がします。
個人的にはもうひとつのオリジナルアクセサリ「オリジナルいろり鍋」も気になりました。もう、見た目が好みすぎます。レトロな雰囲気が大好物な人にはたまらないかも!バルミューダキッチンチームからは、卓上コンロとオリジナルいろり鍋を使ったレシピも公開されています。今年の秋冬のごちそうは、五感をフルに使って味わいつくしてみるのも良さそうです。
お湯を沸かす時間が優雅になる電気ケトル!?
バルミューダ「MoonKettle(ムーンケトル)」
27,500円(税込)
ふたつめの新製品は、中国の薬罐(やかん)から着想を得ているという、クラシックなデザインの「MoonKettle(ムーンケトル)」。スイッチを入れるとなめらかなサウンドが響きます。3種類から好みの音を設定できるそうで、筆者はアジアンテイスト味のあるサウンドが好きでした。
さらに、お湯を沸かしている最中から癒しを提供する仕掛けがもうひとつ。なんと熱源のまわりに配置されたLEDライトがまるで炎のようにゆらめくんです。お湯を沸かす時点から、すでに癒し効果が溢れ出しています。
デザイン性と機能性が同居した持ち手がいいかんじ
この半月型の大きな持ち手、実は持つ場所を変えることでお湯を注ぐスピードを調整できるんです。
たとえばコーヒーやお茶を淹れたいときには少しずつお湯を出したいので、注ぎ口に近いところを持つのがベター。逆に、カップラーメンを食べたいときなど一気にお湯を注ぎたいときには注ぎ口から遠い位置を持つのがおすすめとのこと。
ちなみに蓋がしっかりとはまるため、本体を斜めにしても外れてしまう心配はありません。持ち手も固定されているので、片手でも楽に注ぐことができます。温度は50℃〜100℃の範囲で、1℃単位で調整可能。KEEPボタンを押すことで30分の保温もできる点も使いやすそうだと思いました。
「こんな機能が欲しかった!」がギュッと詰まったTable Stoveと、お湯を沸かす時間をただの作業から癒しの時間に大変身させるMoonKettleは、どちらもホワイトとブラックの2色展開。こんなステキなアイテムたちに囲まれたら、もう家から出られなくなりそうだな~。