プロゴルファー松山英樹への注目度が世界的に高まっている。松山は先週末にアメリカ・オハイオ州で行われたブリヂストン招待において、今季ツアー3勝目を達成。世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズでは昨年10月のHSBCチャンピオンズに続く2勝目であり、今季メジャー最終戦となる全米プロゴルフ選手権の前哨戦で勝利したことから、初のメジャー制覇も現実味を帯びてきた。
Final scores @WGC_Bridgestone
1. Matsuyama ?? (-16)
2. Z. Johnson ?? (-11)
3. C. Hoffman ?? (-10)https://t.co/FBd9D5871P pic.twitter.com/NwmpEMwa1t— PGA TOUR (@PGATOUR) August 6, 2017
しかも、その勝ち方がスゴかった! 4位で迎えた最終日、松山はボギーなしの1イーグル、7バーディーの61で回り、通算16アンダーで2位に5打差をつけて圧勝したのだ。
2番で見事なチップインイーグルを決めて波に乗ると、その後もスーパーショットを連発。ファイアーストーンCCの名物ホールとして知られる16番、667ヤードのパー5では、1打目をラフに入れながら3打目でピンそばにピタリ(※以下のハイライト動画、5:33から16番)。ラスト3ホールで3連続バーディーを決め一気に2位以下を突き放した。
さらに、アメリカということもあってか、360度カメラによるこんな映像も。映像のなかにスクリーンや文字情報が浮かび上がっていて、面白いしわかりやすい!
What's better than watching highlights of Hideki's historic 61 on Sunday?
Watching it in 360-degrees ??pic.twitter.com/PqMS0hGoRD
— WGC_Bridgestone (@WGC_Bridgestone) August 10, 2017
「61」は松山にとって自己最少で、あのタイガー・ウッズ(アメリカ)が記録したコースレコードと並ぶスコア。今回の優勝によりPGAツアーの賞金ランキングでもトップに立った25歳は、日本人がいまだ成し遂げていないメジャー優勝を目指し、今週末の全米プロゴルフ選手権に臨んでいる。