11月26日、第7回目となる大阪マラソンが開催。午前9時に約3万2000人が大阪城公園を一斉にスタートし、市内を駆け抜けました。本大会には、当サイトで連載を持つランナータレント・中村 優さんも参加。実は大阪マラソン、当日だけでなく前日・前々日も盛り上がる工夫が各所に盛り込まれています。
本記事では、事前イベントと当日に分けて、大阪マラソンの魅力を紐解いていきます。
【大会前日・前々日】参加者は事前にゼッケンを受け取り
大阪マラソンは大型マラソンイベントと同様、抽選式です。実際に出走した3万2000人に対し、今回の申込者12万3316人。抽選倍率としては約4倍以上ですが、東京マラソンの倍率12倍超に比べえると当選可能性が高い大会です。当選したランナーは、大会前日と前々日にインテックス大阪で開催される「大阪マラソンEXPO」に行き、ゼッケンを受け取りにいきます。
大阪マラソンのテーマカラーは「虹色」。7色のテーマカラーがあり、走者には当選メールに記載されているカラーがチームカラーとなります。中村 優さんの色は「スポーツ・文化」がテーマの紺色でした。
会場では、チームカラーごとに受付ブースが設置され、ここでゼッケンなどを貰います。それぞれのチーム対抗で、平均タイムを競うといった試みもあるとのこと。
また、会場には受付以外にも、協賛企業のブースや様々な催しが行われており、見所が十分。走る気分を高めてくれます。
【大会当日】大阪の名所を巡れて楽しいし、初心者こそオススメ!
大会当日の天候は少し雲が多めですが、とても走りやすい気候。コースは大阪城公園前を出発して、京セラドームや通天閣前を経て南港までの道のりです。
中村 優さんによると「3万2000人も一緒に走るので、さすがにすごい人の数! 道中は走るのに夢中であまり走行中の写真は取れなかったのですが、普段走れない道頓堀や通天閣など大阪の名所を走るのは楽しいです」と振り返ってくれました。
沿道にはずっと応援する人が続き、温かい声援の中走れるのはシティマラソンの醍醐味。「今回はランニングウォッチを持って走らなかったので、正確なペースはわかりませんが、1キロ7分くらいでゆっくり走りました」(中村さん)とのことでした。
そして、楽しみにしていた32.5km地点の「まいどエイド」。ここからは怒涛の給食タイムが始まります。
なんと数10メートル間、ずっと給食エイドが続きます。中村 優さんも、「きゅうりアイス」「いなり寿司」「たこ焼き」「しんこ巻き」「から揚げ」「らっきょ」を食べて、エネルギー補給。それぞれのエイドでボランティアの人たちと交流し、「がんばってや!」「あとちょっとやで!」と声をかけられ、心にも身体にも栄養をもらっていました。
と、あっという間に完走。中村 優さんのタイムは5時間11分5秒でした。
走り終わったばかりの優ちゃんに感想を聞くと、「今年、初のフルマラソンはきつかったですが、でもやっぱり楽しかったです! マラソン大会は、『走る人』『応援する人』『支える人(ボランティア)』の3者で成り立っています。今回は走る人側で参加させて頂きましたが、応援してくれた人、数多くのボランティアの方にも、感謝をしたいです。楽しかったです!ありがとうございました!」とのこと。
大阪マラソンのような都市型の大きなマラソン大会は、制限時間も長く、沿道の応援がすごいので、自分のペースで走れて、エールに励まされるため、フルマラソン未経験者こそチャレンジしてほしい環境です。実際、フルマラソン未経験のタレントもたくさん走って、多くが完走してました。
次回、第8回の開催は2018年11月25日に開催予定とのこと。今回以上の盛り上がりに期待したいですね。
【URL】
GetNavi web中村 優さん連載「優言実行」
大阪マラソン公式サイト http://www.osaka-marathon.com/
中村優オフィシャルブログ https://lineblog.me/nakamura_