3月23日、マンチェスター・ユナイテッドからMLS(※)のロサンゼルス・ギャラクシーへ電撃移籍したズラタン・イブラヒモヴィッチ。サッカー史上でも稀有な能力を持つ超人ストライカーが、いきなり凄いことをやってのけた。
チームに合流したばかりながら、現地時間の3月31日、今年からMLSへ参入したロサンゼルスFCとのダービーマッチでさっそくベンチ入り。試合はギャラクシーが3点を先取される厳しい展開となった。
その後1点を返して迎えた71分、ついにイブラが出場。直後にギャラクシーが1点差とすると、77分には36歳のスーパースターの右足が火を噴いた。
Let. Him. EAT. #ZLATAN pic.twitter.com/sf4SYLKC9m
— LA Galaxy (@LAGalaxy) March 31, 2018
なんと40メートル近い距離からボレーシュートを叩き込み、同点ゴールを決めてみせたのだ。これぞイブラヒモヴィッチ!
さらに、イブラは止まらない。3-3のままで迎えた後半アディショナルタイムには……。
When Los Angeles calls, #ZLATAN ANSWERS. pic.twitter.com/mAK41tGgiS
— LA Galaxy (@LAGalaxy) March 31, 2018
元イングランド代表DFアシュリー・コールからのクロスに頭で合わせて、逆転ゴールまでマーク!
ギャラクシーは3点ビハインドから4点を奪っての大逆転勝利。そのなかで、イブラヒモヴィッチは同点&逆転ゴールを決め、まさに救世主的な活躍を見せたのである。
「観衆が『ズラタンが見たい、ズラタンが見たい』と歌っているのが聞こえたから、オレがズラタンを与えてやったのさ。彼らはオレの背中を押してくれた。だから、お返しをしてやったんだ」
試合後のコメントも“ズラタン節”がさく裂。アメリカの地でイブラヒモヴィッチの新たな伝説が幕を開けた。
※MLS:メジャーリーグサッカー。アメリカとカナダのプロサッカーリーグ。