スポーツ
2018/6/5 19:30

アジア競技大会「eスポーツ日本代表」が決定! 参戦タイトルの見どころは?

【代表選考会レポート】お馴染みの実力者から期待の若手まで!

ここからは選考会の様子を振り返っていきます。

 

選考会はまず「スタークラフト2」から行われ、5戦3先勝で勝ち抜けた選手が日本代表として選ばれました。予選を勝ち抜き、決勝で対峙した2人の選手は、これまで数多くの大会に出場し、決勝の組み合わせとしてお馴染みの実力者。今回は3連勝で西村直紘選手(選手名:PSiArc(サイアーク))が代表として選出されました。

↑優勝した西村直紘選手(選手名:PSiArc)

 

「ウイニングイレブン2018」では、前日に開催された予選会で勝ち抜いた4人のなかから、それぞれ2試合を行い、2人の代表選手を選出。17歳の若さでプロライセンス保持者を倒して出場を決めた相原 翼選手(選手名:レバ)と、圧倒的な強さをみせた現世界王者・杉村直紀選手(選手名:SOFIA)が選ばれました。

 

最後に、別会場で選考会をしていた「ハースストーン」の代表者以外の選手のお披露目があり、日本代表のユニフォームに袖を通した姿を見せていました。

 

代表選手は以下の通り。

「クラッシュ・ロワイヤル」
太田研人選手(選手名:けんつめし)

「ハースストーン」
赤坂哲郎選手(選手名:Tredsred)

「リーグ・オブ・レジェンド」
村瀬俊介選手(選手名:Evi)ほか選手4名、コーチ1名

「スタークラフト2」
西村直紘選手(選手名:PSiArc)

「ウイニングイレブン2018」
杉村直紀選手(選手名:SOFIA)
相原 翼選手(選手名:レバ)

↑それぞれのタイトルの代表選手が日本代表のユニフォームに袖を通し、意気込みを見せていました

 

JeSUからのリリースには、「選手はこのあと、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)による最終審査を経て、アジア競技大会に登録する運びとなります。」と書かれています。普通に読み解けばJOCがほかのスポーツ選手と同様に登録することになるのですが、読み方によっては、JOCの最終審査を通らなければ登録されないかもしれない……ともとれてしまいます。これは杞憂に終わってほしいところ。

 

今後、日本代表選手は、6月10日から開催が予定されている東アジア予選に出場し、韓国、北朝鮮、台湾、中国、日本、香港、マカオ、モンゴルの各国代表とアジア競技大会本戦の出場枠をかけて戦います。それぞれの出場枠は「ウイニングイレブン2018」が2枠、「クラッシュロワイヤル」が2枠、「スタークラフト2」が2枠、「ハースストーン」が2枠、「リーグ・オブ・レジェンド」が3枠と、かなり狭き門です。日本代表として始めてeスポーツ選手が参加する大会だけに、できるだけ多くの選手が勝ち抜いてもらたいところ。もちろん、十分に期待できると思います。

 

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