どうしてラグビーばかりが人気なの?
『オールブラックス・プライド』を読んでいると、いかにニュージーランドでラグビーが人気かがわかります。日本でいうサッカーとも野球とも相撲とも違う、全国民が熱狂しているスポーツなのです。そこまで熱狂させる魅力はどこにあるのでしょうか? 元・ニュージーランド代表で、ラグビー界のメッシとも呼ばれているダン・カーター選手(現在は神戸製鋼コベルコスティーラーズ)は、このように語っていました。
ニュージーランド人にとってラグビーは宗教のようなものです。もちろんニュージーラーンドにはほかにもいろいろなスポーツがありますが、ほかの国と違うのは誰もがラグビーを応援し、誰もがプレーするということです。国技であり宗教であるナンバーワンスポーツで、国の代表であるオールブラックスという世界ナンバーワンのチームが負けるのは受け入れがたいことです。
(『オールブラックス・プライド』より引用)
日本にここまでの競技って本当にないですよね。
ニュージーランドというと『人口の5倍以上の羊がいる』など言われていますが、人口は500万人以下なので日本よりも少ないんです。それなのに世界ランキングは1位! それってすごいことですよね。いかにニュージーランドで親しまれているかが伺えます。ちなみに2018年9月17日現在でのデータによると、
1位 ニュージーランド
2位アイルランド
3位ウェールズ
で、日本は11位。絶対的王者との戦いを見れるだけでも11月3日が楽しみになってきますよね。