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2022/2/9 18:00

ゴルフを楽しく華やかに。「テーラーメイド」のアパレル2022S/Sは初のカジュアルラインを投入!

ゴルフギアのトップブランドである、テーラーメイドゴルフは2022年春夏シーズンから大きく舵を切りました。従来は、どちらかというとアスリートゴルファーを意識し、機能性と洗練されたデザインの融合をテーマとしたウェアを世に送り込んできましたが、今シーズンは従来路線を踏襲しつつも、新たにカジュアルなシリーズも追加し、幅広いユーザーに訴求する戦略を打ち出しています。

 

アスリート向けのウェアは契約プロと共同開発

テーラーメイドが今シーズン投入するのは「TOUR TAYLORMADE」と「CLUB TAYLORMADE」の2ライン。TOURラインはベストスコアを目指す時、スポーツとしてのゴルフに真摯に向き合う時に身にまとうウェア。一方、CLUBラインはプレイおよびプレイ前後を含めた1日まるごとを楽しめるウェアです。一緒にプレイするメンバーや、プレイする日の気分によって2つのラインを使い分けることもできます。

 

TOURラインは、諸見里しのぶプロと塩見好輝プロの契約ツアープロ2人の協力を得て開発しているのが大きな特徴。プロ2人のスイングを3Dスキャンとモーションキャプチャーによりデータ化、プロの3Dアバターにウェアを着せ、スイングデータと掛け合わせてウェアにかかる着圧(負荷)をシミュレーションしていきました。そうして出来上がった試作品をプロに着用してもらい、機能とデザインの両面でプロ2人と議論を重ねて作り上げて完成したものです。

↑契約プロのスイングをデータ化し、ウェアにかかる負荷をシミュレーションしてプレイの邪魔にならない素材を開発

 

TOURラインから2月登場となる「ハイブリッドジャケット」は、前身頃と肩、背中の3か所にレインウェアに匹敵する防水性能を持つ素材を採用しています。防水ながら透湿性も高く、ストレッチ性能やUV性能、防風性能も兼ね備え、それでいて柔らかく、レインウェアのようにカサカサしない着心地の良さを保っています。両脇はより軽く柔らかく、ストレッチ性の高い素材で身体の動きを阻害しない素材を採用、袖口と腰の部分はニット素材で伸縮性を保ちながらバタつきを抑えるように工夫しています。

↑右の赤いジャケット2体がTOUR TAYLORMADEラインの「ハイブリッドジャケット」。左の青いポロシャツ2体が「アシンメトリーS/Sポロ」

 

テーラーメイドアパレルの大きな特徴として「マルチマテリアルデザイン」という製法があります。ドライバーなどゴルフクラブでも採用されている製法で、異なる性質の素材を複数組み合わせることで複数の機能を同時に実現しているものです。ハイブリッドジャケットの場合は、マルチマテリアルデザインにより雨風を凌ぐウインドブレーカーとして機能しながら、決してプレイの邪魔をしない動きやすさを確保しており、まさにアスリート志向のゴルファーに最適なジャケットになっています。同ジャケットは女性用も用意されており、価格は男女ともに3万800円(税込、以下同)です。

↑ハイブリッドジャケットのメインカラーは、ドライバーの新作「ステルスドライバー」と同じ赤黒。前身頃と肩に防水・透湿素材を採用、袖はニット素材でバタつきを抑えてスイングの邪魔にならないよう工夫

 

↑脇はストレッチメッシュで通気性を確保してムレを防ぐ。腰の後ろ身頃部分もソフトストレッチのニット素材でスイング時のストレスを軽減する

 

パンツは、アドレスの際に最も自然な姿勢を保てるよう立体裁断した「ハイブリッド3Dパンツ」がキーアウトフィットとなります。前面は撥水機能を持つ張りのある素材で型崩れを防ぎ、ふくらはぎ部分はストレッチ性の高い素材により、スイングの際に力が入っても突っ張り感を防ぐというように、こちらもマルチマテリアルデザインを採用しています。膝上に入ったラインは、スタンスの確認にも良さそうです。価格は2万2000円(男性用)。なお、女性用のスコートはストレッチ素材にプリーツを組み合わせた、スポーティーの中にもフェミニンな要素を取り入れたデザインになっています。価格は1万7600円です。

↑立体裁断のハイブリッド3Dパンツは前面が撥水加工で少々の雨や朝露を弾く。膝上のラインは「ステルスドライバー」をイメージしたカーボン調のワンポイントで、スタンスの確認に良いと感じた。奥に見えている女性用スコートはプリーツがフェミニンな印象を与える

 

4月から登場となる「アシンメトリーS/Sポロ」もマルチマテリアルデザインです。青い部分はスーパーストレッチ素材を採用していますが、斜めに裁断してあるのは意味があります。多くのゴルファーは右利きであり、バックスイングの際に左の肩甲骨から広背筋にかけて最も負荷がかかります。この部分にストレッチ性の高い素材を採用することで、バックスイングの際のストレスを解消し、気持ちよくフルスイングできるようにしているのです。ただ、ウェア全体をスーパーストレッチ素材にしてしまうと形状を保てないため、黒い部分に張りのあるストレッチ素材を採用して型崩れを防いでいます。価格は男女ともに1万7600円。

↑アシンメトリーS/Sポロの斜め裁断は、体の動きをウエアが邪魔せずにストレスなくスイングするためのもの

 

↑裏に縫い目のないシームレス加工で着心地がよい

 

↑4月登場となる「バックメッシュS/Sポロ」も注目。背中に大きなメッシュを装着して通気性を確保している。価格は1万7600円

 

男性用の「ハイブリッドメッシュパンツ」は、メイン素材として撥水ストレッチ素材を採用したほか、ウエスト部分と膝裏からふくらはぎにかけてメッシュ素材を採用して暑い時期でも快適にプレイできるよう工夫しています。価格は1万9800円。

↑ハイブリッドメッシュパンツの膝裏から下の部分はメッシュ加工によりムレを防ぐ

 

大胆だけど派手すぎないモダンプレッピースタイル

今シーズン初めて投入する「CLUB TAYLORMADE」ラインは、生き生きとした色合いとデザインで遊び心を表現しています。自宅から着て行き、クラブハウスのロッカールームで着替えることなくコースに出て、そのまま帰ってくることができるデザイン。最近、クラブハウス内でのジャケット着用を義務付けないゴルフ場が多くなり、思い思いのファッションで訪れるゴルファーが増えていますが、CLUBラインなら、そうしたシチュエーションにも対応できます。

 

ここからは、CLUBラインの2月登場となるアイテムを紹介します。トップスの「クラシックロゴスウェットフーディ」(男性用)は、コットンと化繊素材の混紡により、肌触りの良さとストレッチ性を両立したパーカー。一般的なパーカーと異なるのが肩周り。フロントがブロックショルダー、バックはラグランスリーブと変形カッティングを採用することで、肩周りに窮屈さを感じたり、逆に服がダボついて邪魔になるといったことなく、スムーズにスイングできるよう工夫しています。また、胸には1990年代までドライバーに使用していたクラシックロゴをあしらい、レトロの中に新しさを感じるデザインに。特徴的なピンクの他にグリーンやネイビーなども用意。価格は1万4300円。

↑これがテーラーメイド!? と初見では驚くほどカジュアルな「CLUB TAYLORMADE」ライン。2月登場となる「クラシックロゴスウエットフーディ」はタウン着としても使用できるデザインながら、高いストレッチ性と肌触りの良さでゴルフも気持ちよくプレイできる

 

↑前はブロックショルダー、後ろはラグランスリーブという変形カッティングで肩周りの可動域を確保している

 

パンツの「スウエットジョガー」も特徴的です。フーディと同じコットンと化繊の混紡により、着心地の良さと動きやすさを両立しています。ジョガーパンツというとかなりカジュアルなイメージですが、最近のゴルフ場ではよく見かけるファッションで、スリムテーパードのスッキリしたシルエットは精悍な印象を与えてくれます。ウエストはドローコード付きで、タウン着として使用する際にはラフに着こなせますが、ゴルフ場ではベルト着用がマナーなので、そのためのベルトループも備えています。男性用で価格は1万3200円。

↑スウエットジョガーパンツはカジュアルチックだが、ベルトループやスペアボールなどを入れるサイドポケット付きのゴルフ場仕様となっている

 

4月には「カラーブロックS/Sポロ」が登場。2022年春夏のシーズンカラーを大胆に配置しているのが特徴です。価格は1万3200円。

↑大胆な色使いの「カラーブロックS/Sポロ」クイックドライ、UVカット、ストレッチと機能性も高い

 

↑「カラーブロックS/Sポロ」の色違いと男性用の半ズボン「ウインドウペンショーツ」(1万3200円)の組み合わせ

 

↑女性用の「カラーブロックS/Sポロ」と「センタースリットスコート」(1万5400円)の組み合わせは、まさにモダンプレッピースタイル

 

テーラーメイドが初めて投入したCLUBラインは、カジュアルですが派手になりすぎない、モダンプレッピースタイルをテーマとしています。“友人同士、恋人同士でワイワイ楽しむファンゴルフスタイルでも、エレガントさやスタイリッシュさを忘れずにいて欲しい。”そんな願いを込めたデザインに仕上がっています。ゴルフはスポーツであると同時に社交場的な性格も持ち合わせています。気のおけない仲間や仕事関係との社交の場でファッションを楽しむ、それもゴルフの醍醐味です。

 

なお最後に、その他の注目アイテムも紹介しておきます。

↑CLUBラインから5月登場となる、男性用「ディンプルグラフィックS/Sポロ」(1万5400円)と「ソフトシェルショーツ」(1万1000円)。そして、女性用「ユナイトカラーC/Sポロ」(1万1000円)と「ディンプルグラフィックスコート」(1万4300円)

 

↑テーラーメイド初のワンピース「クラブTMワンピース」(2万4200円)

 

↑男性用「TMスタッフS/Sポロ」(1万3200円)。右胸にパター名機の「スパイダー」をイメージしたマーク、左袖にはボールのブランド「TP5」のロゴ入り

 

↑男性用「ラインドパンツ」(1万7600円)。防透け素材を採用しており、ホワイトモデルながら下着が透けません。表面は撥水加工が施されているので汚れも落ちやすい

 

↑ソフトな撥水ストレッチ素材を採用した、男性用ジャケット「ソフトシェルスウイングトップ」(1万9800円)

 

 

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