3月28日、横浜DeNAベイスターズと横浜F・マリノスが、両チームの30周年を記念したコラボイベント「I☆YOKOHAMA SERIES」の開催をライブ配信で発表。
クラブ創設30周年を迎える横浜F・マリノスと、大洋ホエールズからベイスターズに球団名を冠して30周年を迎える横浜DeNAベイスターズが、それぞれの30周年を記念した共同のコラボイベントを実施した。
まず登場したのが、F・マリノスOBの元日本代表DF、栗原勇蔵と、ゴールデングラブ2度受賞のベイスターズOB荒波 翔。同じ横浜市瀬谷区出身の2人は同じ中学に通い、その頃からお互いを意識していたというレアなエピソードなどを披露。
そして、今回のイベントのメインとなる、“スポーツを通じて、横浜の街を、横浜のみなさまの人生を彩りたい”という思いのもと共同制作された「ベイスターズ×F・マリノス スペシャルユニフォーム」発表では、横浜の街並み、ベイスターズファン、F・マリノスサポーターをイメージした動画が流されたあと、ベイスターズからは守護神の山﨑康晃、F・マリノスは元日本代表の仲川輝人がコラボユニフォームを着用してサプライズ登場した。
共に1992年生まれで、今年30歳となる2人。横浜を象徴するレンガ調の街並みにも馴染みやすいネイビーを基調に、横浜の市花「バラ」を表現したピンクをアクセントにしたスタイリッシュなデザインのユニフォームについて、山﨑の印象は「かっこいいなと思いました。ピンクのラインも愛着が湧く」と語ると、仲川は「これ良いじゃん」とボードに書き、「たまにスペシャルユニフォームはマリノスでやっているのですが、バラのピンクのアクセントもかわいいしオシャレで、すごいスタイリッシュで良いなと思いました」と絶賛。
その後は、Jリーガーの気になるところ、プロ野球選手の気になるところを質問するなど、互いの交流を深めた。
このスペシャルユニフォームを、ベイスターズは6月28日~30日の阪神タイガース戦、F・マリノスは6月25日の柏レイソル戦で着用予定となっている。
ベイスターズの公式オンラインショップではすでに販売受付が始まっており、選手・監督コーチが着用するユニフォームと同じデサント製のオーセンティックモデルは4万4000円(税込)。レプリカユニフォームは背番号なしが7700円(税込)、選手・監督コーチ30人とDB.スターマンの背番号入りが9000円(税込)で、予約は4月10日の23時59分までとなっている。F・マリノスでも今後販売されるので、クラブからの情報をチェックしてほしい。
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共同会見後の取材で「I☆YOKOHAMA SERIES」について山﨑は、「なかなかこれまではなかったコラボなので、非常にワクワクしていますし、開催される試合も勝っていけるように、横浜の街を盛り上げていきたいなと思います」。仲川は「コラボすることが毎年続いていって、横浜を少しでもスポーツで盛り上げていきたい」と語り、互いにエールも送った。
プロ野球球団とJリーグクラブによる画期的かつ夢のある今回の企画。ファンを大いに喜ばせてくれそうだ。