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2022/4/7 13:45

MLBが「ピッチコム」を許可。試合時間の短縮へ

米メジャーリーグ機構(MLB)は日本時間4月6日、2022年のレギュラーシーズンにおいて、ピッチャーとキャッチャーが行うサインの伝達を電子化する「PitchCom(ピッチコム)」の使用をオプションで許可する方向であると各球団に通達したことを発表しました。

↑MLBが2022年レギュラーシーズンへの導入を進めている「PitchCom」

 

日本プロ野球(NPB)と同じように、MLBでもこれまでサインの伝達は手や腕の動きをくみあわせた物理的なサインで行っていました。しかし、このサインには相手チームから内容を読み取られる可能性があり、またそれを防ぐためにサインが複雑化し伝達に時間がかるなどの問題が発生しています。

 

今回、許可されたピッチコムとは、キャチャー(捕手)からピッチャー(投手)に対して無線で信号を送信するウェアラブルデバイス。捕手は腕にリモコンを装着し、9個のボタンで球種やコースをピッチャーに送信。ピッチャーは帽子の中のレシーバーにてサインを受信します。また、最大3人までの野手(通常はセカンドとショート、センター)も、サインを受信することも可能。

 

通信は暗号化されており、サインが盗まれることを防いでいます。さらに、多言語に対応していることも特徴で、「ファストボール(直球)」や「カーブボール」などの単語を英語以外の言語に変換することも可能です。

 

MLBにおけるピッチコムはすでに春のトレーニングにてテストが成功しており、今年のレギュラーシーズンでの利用が期待されています。今回の導入はMLBに限らず、日本のプロ野球などにも影響を与えるかもしれません。

 

Source/Image: MLB.com