優秀なビジネスパーソンは、仕事の効率化を常に考えて行動するもの。普段よく使うペンも、効率が上がるものを選びたいですよね。ひと口にペンといっても色々ありますが、ボールペンだけしかないペンより、ボールペン+シャープペンのように2つの機能を1本に集約した多機能ボールペンのほうが、圧倒的に効率的。
そこで、文房具LOVEなGetNavi編集部が、定番品から新製品まで、実際に使って試して本当にオススメしたいと“心震えた”多機能ボールペンをピックアップ。おもに、使い勝手に優れるノック方式採用など、「+α」機能のある製品をご紹介。使用感を交えて、10種類のペンの魅力をお伝えします。
【その1】
パイロット「ツープラスワン ライト」324円(ボールペン+シャープペンシル)
↑女性も握りやすいグリップ径11mmの小径設計が秀逸黒・赤のボールペンとシャープペンシルが合体。3つの芯を収納する多機能ペンながら、グリップ部の直径は約11mmとスリムなので、女性でも握りやすいです。クリップは後部を押して先端を持ち上げるリフト式で、10万回挟んでも壊れないタフな作りとなっています。
【SPEC】●軸色:ソフトグリーンほか●ペン先径:(ボールペン)0.7mm、(シャープ)0.5mm●サイズ/質量:φ12×H149mm/11.5g
【POINT】
シャープペンシルは軸後端をノックして芯出し
シャープペンシルの芯出しは、後端をノックする方式を採用。通常のシャープペンシルと同じ感覚で使えます。
【その2】
ステッドラー「アバンギャルド」3240円(ボールペン+シャープペン)
↑特別感を演出するペンケース付きのハイデザインペンアルミのボディにシャープペンシルと黒・赤・青の3色のボールペン芯を収納。グリップ部を太くしたフォルムは名前通り個性的で、握りやすさは極めて良好です。同社のロゴが入ったメタル製ケースが付属し、プレゼントにも最適な一本といえます。
【SPEC】●ペン先径:(黒赤ボールペン)0.7mm、(シャープ)0.5mm●サイズ/質量:φ12.5×H148mm/18g
【POINT】
艶やかなアルミボディが男の物欲を刺激する
軸の素材には丈夫で軽量なアルミを採用。艶やかで高級感のあるアルミの質感を生かした仕上げも魅力的です。
【その3】
サクラクレパス「ボールサイン4*1」(フォーバイワン)1080円(ボールペン+シャープペン)
↑クリーム地の紙にも映えるゲルインキの美しさに注目ボールペン芯は黒・赤・青・緑の全4色を搭載。新たに調色したゲルインキを採用しているため、白地だけでなくクリーム地の紙にも映え、筆跡が美しく仕上がります。なお、軸径は12mmに抑えているため、手帳のペンホルダーやシャツのポケットに収まりやすく、携帯性に優れているペンです。
【SPEC】●軸色:黒、赤、青、緑●ペン先径:(ボールペン)0.4mm、(シャープ)0.5mm●サイズ/質量:φ12.0×H145mm/約23g
【POINT】
5つの筆記機能を備えながら軸径はわずか12mm
4色のボールペンとシャープペンシルを内蔵しつつ、軸径12mmとスリムなのが特徴。手が小さな女性でも持ちやすいです。
【その4】
ゼブラ「スラリシャーボ2000」2160円(ボールペン+シャープペンシル)
↑スタイリッシュなボディと書き心地の良さを両立黒・赤のボールペンとシャープペンシルを一体化。インクは、油性・水性両方の特性を併せ持つ「エマルジョンインク」を採用し、濃く滑らかな書き味を実現しました。ペン軸を回転させると、シャープペンシルが現れる。内部がガタつくことなく、作動感はスムーズです。
【SPEC】●軸色:黒、白、シャンパンゴールドほか●ペン先径:(ボールペン)0.7mm、(シャープ)0.5mm●サイズ/質量:φ10.3×H134mm/約23g
【POINT】
控えめの色合いと柄のレイアウトがクール
落ち着いたカラーリングと細身のフォルムで、フォーマルなシーンで使いやすいのが特徴。さりげないチェック柄が洒脱です。
【その5】
パイロット「アクロボール ホワイトライン」648円(ボールペン+修正テープ)
↑本体上部に手軽に使える回転式修正テープを搭載黒・赤・青の3色の切り替え式ボールペンに加え、紙への密着性に優れた修正テープを搭載。ペンのインキは、潤滑剤を配合した油性インキ「アクロインキ」を用いることで書き心地が滑らかに。一方、テープは引き終わりがしっかり切れるため美しく仕上がります。
【SPEC】●軸色:クリアピンク、クリアオレンジほか●ペン先径:0.7mm●サイズ/質量:φ14.0×H149.0mm/約15.3g
【POINT】
修正テープ一体型だからミスしてもすばやく修正可能
修正テープをペン上部に備え、書き損じてもすばやく修正できます。なお、テープは交換用のカートリッジ(194円)を用意。
【その6】
ゼブラ「サラサマルチ」540円(ボールペン+シャープペンシル)
↑独自のカッティングでペン先を美しく保つ黒・青・赤・緑のボールペンとシャープペンシルを搭載しています。ボールペンにはさらさらした書き心地のジェルインクを採用。濃くてにじまず、耐水性・耐光性にも優れているペンです。また、軸の最先端部は「グラスカット加工」をオン。インクがペン先の内側に付きにくいです。
【SPEC】●軸色:黒、ピンク、ブルーグリーン●ペン先径:(ボールペン)0.4/0.5mm、(シャープ)0.5mm●サイズ/質量:φ13.8×H154.3mm/16.7g
【POINT】
軸先端部のユニーク形状がデザイン性抜群!
「グラスカット加工」は、ガラス細工のような溝形状。光の屈折効果を生み出すため、インクが付着しても目立ちにくいです。
【その7】
ラミー「4ペン」1万2960円(ボールペン+シャープペンシル)
↑美しくシェイプしたボディは握りやすさが抜群!3色ボールペンとシャープペンシルを一体化したモデル。挟んだものが傷みにくい、スプリング内蔵クリップを採用しています。グリップ部を少し太くした独自のシェイプ形状により、握りやすさも秀逸。なお、金属やラバー、木材など7種の交換用グリップ(別売)を用意しています。
【SPEC】●軸色:パラジュームコートほか●ペン先径:(ボールペン)M字、(シャープ)0.7mm●サイズ/質量:φ10×142mm/33g
【POINT】
カラーマークを上に向け芯を切り替える独自構造
出したいペンのカラーマーク(後端)を天に向け、ノック部を押せば芯が切り替えられます。スライド機構がないぶんスマートです。
【その8】
プラチナ「ダブル3 アクション ポケット」3240円(ボールペン+シャープペンシル)
↑軸に伸縮機能を搭載し全長を自在に変えられる!軸の伸縮機能を備えた多機能ボールペン。110.5~127.5mmの間で長さの調整ができ、シーンに応じて使い分けられます。内蔵された黒・赤のボールペンとシャープペンシルは、本体をひねることで切り替えが可能です。アルマイト染色加工により、本体の耐久性も抜群。
【SPEC】●ペン先径:(ボールペン)0.7mm、(シャープ)0.5mm●サイズ/質量:φ11.6×H110.5mm(収納時)/約18.8g
【POINT】
使用時と携帯時で最適な長さに調整
軸の長さがシームレスに調整可能。筆記時は使いやすい長さに伸ばし、収納時は縮めるなどの使い分けができます。
【その9】
ゼブラ「シャーボX LT3」3240円(ボールペン+シャープペンシル)
↑自由なスタイルが楽しめるカスタム機能が頼もしい2本のボールペン芯とシャープペンシルメカを自由にカスタマイズ可能と、フレキシブルな機能を備えたモデル。内部パーツの剛性を高め、筆記時のブレなどを低減することで、滑らかな書き心地を実現しています。軸径9.3mmのスリムボディを採用し、携帯性も良好です。
【SPEC】●ペン先径:(ボールペン)0.3/0.5mmほか、(シャープ)0.3/0.5mmほか●サイズ/質量:φ9.3×133.9mm/約19.8g
【POINT】
4つのボールペンと3つシャープから選べる
4つのボールペン芯と3つのシャープペンシルメカを用意。欲しいものを組み合わせて自由なスタイルが楽しめます。
【その10】
パイロット「ハイテックCコレト エヌ」216円(ボールペン+シャープペンシル+消しゴム+タッチペン)
↑レフィルの種類が圧倒的なカスタマイズペンボディとレフィルを自由に選んで組み合わせられるペン。15色のボールペン、2種のシャープペンシルに加え、消しゴムユニットやタッチペンユニットなどから4種(もしくは3種)選んでセットできます。タッチペンは感圧式で、ゲーム機などの画面タッチ操作が可能。
【SPEC】●ペン先径:(ボールペン)0.3/0.4/0.5mm、(シャープ)0.3/0.5mm●サイズ/質量:φ13.2×H150mm/約9.1g
【POINT】
レフィルの交換が簡単にきわめて簡単
本体頭部のフタは、片手で簡単に開閉可能。レフィルの入れ替えがスムーズに行えるところがうれしいです。
100均でもペンは買えますが、安物のペンはそれ相応の機能しかありません。今春から優秀な多機能ペンを駆使して、周囲からの評価を高めてみませんか?
【参考文献】
GetNavi編集部からプロ・編集部・ファンが、最新手帳&機能派文房具を全350点みんなでお試ししたムック「文房具&手帳ベストバイガイド」(780円+税)が発売中! 本書では使い勝手を徹底的にチェックして、”本当に買っていいもの”を紹介しているのが特徴です。
なかでも目玉特集は「文房具総選挙デラックス」。過去3年間に発売された文房具の数々から、仕事を効率化させるアイテムをTOP30まで格付けしました。本記事では、構成作家&ライターの古川 耕さん、文具ソムリエールの菅 未里さん、ライターのきだて たくさんの文房具三賢人による座談会で誌面に収まり切らなかった内容を完全書き下ろしで収録。8000字を超える熱い対談になっておりまして、本書と併せて読んで読んでいただけると幸いです!
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