文房具
2017/5/4 13:00

滑らかな上に高級感もある! 書き心地が超スムーズな「文房具屋さん大賞2017」の大人ボールペン5種類

社会人になったばかりのとき、学生時代に愛用していた筆記具から卒業しなくてはならないので戸惑いませんでしたか? 簡単に消すことができるシャープペンシルから消せないボールペンに変わるため、文字を書いて提出することの責任を肌で感じたはず。

 

そこで今回は、そんな新社会人にピッタリな大人ボールペンをご紹介したいと思います。

 

選んだのは、「文房具屋さん大賞2017」で話題になった5種類のボールペン。インクの粘度については、近年散々議論されてきましたので、今回は割愛させてください。

 

コスパ、デザイン、機能、書きやすさ、携帯性の5つの角度から見て5段階評価の25点満点で順位をつけて評価しました。新社会人以外の方々も、ぜひ本稿を参考にしてお気に入りのペンが見つけてください。

 

【5位】ロディア「スクリプトボールペン」2592円

↑合計9点(コスパ:1点 デザイン:4点 機能:1点 書きやすさ:1点 携帯性:2点)

 

まずは、メモで有名なロディア筆記具の代表格「スクリプトボールペン」から。

 

これは、書く時間描く時間をアクティブに、そしてよりクリエイティブにするために創造されたミニマルなデザインなのだそうです。確かに見た目から尖っていますよね。

 

 

そんな「スクリプトボールペン」は、金属感が楽しいメカニカルさがポイントです。

 

アルミニウム材料を採用して、エッジの効いた六角軸、そして滑らかなヘアライン加工。ここまでやれば握った瞬間に感じるメカニカルな息吹。こういうのが好きな人も多いはず。シャープな自分を演出する小道具にもどうぞ!

 

【4位】パイロット「ジュースアップ」216円

↑合計14点(コスパ:4点 デザイン:3点 機能:4点 書きやすさ:2点 携帯性:1点)

 

「ジュースアップ」は恐ろしく発色がよく、爆発的に売れているのも納得のペンです。それに加えてスムーズな書き心地とくれば、人気になるに決まっていますよね。手帳を色分けして効率的に使うのに、便利です。

 

 

激細の0.3mmと0.4mmは、小さなスペースにでもたくさんの書き込みができるので、小さくておしゃれな手帳を持ち歩く女子たちにフィットしたのでしょうね。細身のボディーは受け入れられやすかったみたいです。

 

そんな「ジュースアップ」のポイントは、クールなデザインがビジネスにも使えるところ!

 

クール&スリムなデザイン。とくにブラック軸のビジュアルは最高。会議などに数本もって配布資料に書き込みという使い方でどうでしょうか? 行間へも書き込みも楽々なので、きっと役に立ちますよ。

 

【3位】三菱鉛筆「ユニボールシグノ307」216円

↑合計15点(コスパ:3点 デザイン:1点 機能:3点 書きやすさ:3点 携帯性:5点)

 

「ユニボールシグノ307」は勢いよく書いても擦れが少なめ。書きやすくなっているのは、間違いないみたいですね。元々、シグノは良いペンだったのですが、ワンランクアップした様子。

 

グリップ部分の起伏ある突起が「指の掛かりを配慮してコストをかけて作ってあるなぁ」という好感を点数に結びつけたため、この部分が高得点になっています。他社製品と書き比べするときには、この部分に注目してあげて欲しいです。

 

 

そんな「ユニボールシグノ307」は、次世代素材セルロースナノファイバーを使用しているところがポイントです。

 

セルロースナノファイバーは、パルプをナノサイズまで細かく解きほぐした植物由来の新素材。このおかげで従来の常識を超えた書き味を実現したとのことで、このペンは売り出されました。

 

ただし、滑らかさは感じられますが、画期的というほどではありません。今後のこの素材の動向に注目していきましょう。

 

【2位】ゼブラ「サラサドライ」162円

↑合計17点(コスパ:2点 デザイン:2点 機能:4点 書きやすさ:5点 携帯性:4点)

 

几帳面で手で擦ってしまった部分が嫌だったり、紙が汚れるのが嫌だったりする人には、この「サラサドライ」は最高です。

 

なんといっても速乾性! 書いたらすぐにインクが乾くので、こんなストレスからわたしたちを解放してくれます。

 

そもそも「サラサ」のファンの人は多いですよね。そういう僕も全色を大型のペンケースに入れてデスク横に配置しています。色合いといい、クリップの可愛らしさといい、手放せないボールペンなのです。

 

 

そんな「サラサドライ」は、書いた後ページをめくるのも気にならないストレスフリーなところがポイント。

 

書いた後に手で擦ってしまったり、ページをめくってしまったりして、インクで汚れてしまった経験ありますよね。速乾性のインクはそのストレスから解放してくれます。

 

【1位】ゼブラ「サラサグランド」1080円

↑合計18点(コスパ:5点 デザイン:5点 機能:2点 書きやすさ:4点 携帯性:2点)

 

みごと1位に輝いたのは、ゼブラが若手ビジネスマンに向けて発売した高級デザインの大人ボールペン「サラサグランド」です。デザインと書きやすさは、エクセレントであります。

 

学生時代にゲルインクの「サラサ」に慣れ親しんだ世代が、社会人となるときに身につけたい高級感のあるボールペンとして、これからも長く使われることでしょう。ちなみにグランドは、堂々としたという意味です。

 

 

そんな「サラサグランド」のポイントは、ちょっとおしゃれな金属クリップ!

 

この金属クリップは若手ビジネスマンとして派手すぎず出すぎず、ちょうどいい感じです。若手は精悍でスピーディーである必要がありますよね。この金属クリップで若さをアピールしましょう。

 

今回の大人ボールペン比較、1位は「サラサグランド」でした。この価格でこの高級感、そしてこの品質、いうことなしです。

 

とくに新社会人の方々には、このワンランク上のボールペンでスタートダッシュを切ってほしいところ。ぜひ頑張ってくださいね!