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2019/9/9 18:30

ワイドか折り畳みか、真逆に進化!どっちも欲しくて悩むナカバヤシの最新最強クリップボード

サイズ半分でカバンにしまえる「折りたたみクリップボード」

前段で「大きいクリップボード、超便利!」と謳っておいてなんだけれども、大きいと不便な点ももちろんある。持ち歩く際にかさばったり、カバンに入れにくかったりするのは、明らかにサイズによるデメリットだろう。

 

そこで舌の根も乾かぬうちにオススメするのが、A4サイズを半分にして持ち歩ける超コンパクトなナカバヤシ「折りたたみクリップボード」だ。

↑ナカバヤシ「折りたたみクリップボード」(920円+税)
↑ナカバヤシ「折りたたみクリップボード」(920円+税)

 

↑持ち運ぶときは、この通りパタンと畳んでA5サイズに
↑持ち運ぶときは、この通りパタンと畳んでA5サイズに

 

機能は名前そのままで、折り畳みが可能ということ。持ち運びには折り畳んでA5サイズで、書くときは広げてA4サイズに、というクリップボードである。

 

初めてこれを見たときは「そもそもクリップボードって折り畳んでいいの?」と驚いたのだが、実際に試してみると、なんの問題もなく使えたのだから二度驚いた。

↑折り畳みクリップボードなんて、まともに使えるの? と訝しんでいたが、意外にも問題ない
↑折り畳みクリップボードなんて、まともに使えるの? と訝しんでいたが、意外にも問題ない

 

気になったのは、広げて書くときに書きにくくないだろうか? という点。これは、展開時に折り目を背中から支える構造になっているので、思ったよりも安定している。確かに普通のクリップボードよりは剛性は劣るが、ちゃんと“板”として使える感じだ。

 

ただ、折り目が段差としてうっすら残るので、紙一枚だけでは書いている際にペン先が引っかかる可能性はあるかも。

↑ボード背側の構造。展開時にはこのように折り目を裏から支えるようになっている
↑ボード背側の構造。展開時にはこのように折り目を裏から支えるようになっている

 

また、紙を挟んだまま折り畳むための機構も面白い。畳んだ際に紙が中から飛び出さないよう、下辺に紙押さえがついているのがポイント。ここに紙を差し込んでおくと、紙が上下で固定されるのだ。これなら、開いてボードとして使っている場合にも、紙が風などでバタつかず使いやすい。

↑ボード下辺の紙押さえはポケットになっており、これで紙がバタついたり飛び出したりするのを防ぐ
↑ボード下辺の紙押さえはポケットになっており、これで紙がバタついたり飛び出したりするのを防ぐ

 

折り畳んで持ち運ぶときは、表紙に付属のゴムベルトをかけておこう。これなら移動中に勝手にパカッと開いて慌てる、というようなトラブルはない。また、硬い発泡PPのボードが頑丈な表紙として機能するので、そのままカバンの中に放り込んでおいても、中の紙が押しつぶされて折れ曲がらないようになっている。

↑ボードを折り畳んでも紙はふんわり丸まるだけなので、折り目がつきにくい
↑ボードを折り畳んでも紙はふんわり丸まるだけなので、折り目がつきにくい

 

なにより畳んでA5サイズになると、手で持つにしてもカバンに入れるにしても、とにかくコンパクトだ。そして、書くときは開いてそのまま書き出せるわけで、「そうか、クリップボードは折り畳めるとこんなに便利なのか!」と感心してしまった。とにかく軽快さでいえば、現状で最強のクリップボードと言えるだろう。

 

 

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