カレーをはじめ、様々な料理に欠かせないスパイスやハーブ。その製造現場では、商品として出荷できない原料も出てきてしまいます。今回紹介するのは、なんとそれらを活用したクレヨンの話。
展開しているのは、カレーにまつわる商品を筆頭に、スパイスブランド「GABAN」や調味料など多彩な商品を展開しているハウス食品グループ。発表会に参加し、書き心地や「香るのか?」などを体験してきました。
10種のスパイスを使った、香りも楽しめる十色のクレヨン
「彩るスパイス時間 CRAYONS」のカラーラインナップは10色。各色にスパイスやハーブが使われていて、それぞれのクレヨン自体に原材料名が割り当てられています。入手方法は、クラウドファンディングの支援にて。クレヨンのみ(2000円)か、もしくは「彩るスパイス時間 PICTURE BOOK」というぬりえのセット(2500円)です。
まずはクレヨンからチェックしてみました。10色はそれぞれ、クローブ、シナモン、ターメリック、タイム、バジル、パセリ、ホワイトペパー、パプリカ、レッドペパー、ローリエが採用されています。印象的なのは、アースカラー的な落ち着いた色調であること。これはスパイスが原料であることに由来していると思うのですが、真の意味で自然な風合いになっています。
個人的に気になっていたのは、香り。かいでみると、確かに素材のフレーバーを感じることができます。特にシナモン、クローブ、バジル、タイムがわかりやすいと思いました。これはスパイス自体に香りが強いもの、弱いものがあるからでしょう。