作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する企画。第8回目となる今回の「文房具総選挙2020」は、2019年4月から2020年3月に発売・発表された文房具のなかから、7部門・84商品がノミネートしました。いよいよ結果発表です。ここでは、新設されたトレンド部門「仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具」部門の結果をお伝えします。
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オフィス通販事業での知見を生かした商品開発力の高さで、カウネットが1〜3位を独占! 空間を仕切れるアイテムに票が集まった。
■第1位
カウネット「折りたたみ集中ブース」
広げるだけで集中ブースが完成! たためる簡易仕切り
広げるだけで視界を遮れて、集中できる空間を作れる折りたたみ式のパーテーション。設置空間に圧迫感が出ないよう、すっきりした背面デザインを採用している。仕事だけでなく子どもの家庭学習にもオススメだ。3036円(S)、3545円(M)、4054円(L)(すべて税込)※写真はSサイズ
開くだけですぐ仕事に取りかかれる!
折りたたみ、スリーブに入れてA4サイズで保管
投票したファンのコメントは?
「仕事上、自宅で仕事をすることが多くて、オンオフを切り替えるのが難しくて悩んでいた時に見つけた商品でした」「机まわりがすっきりするのが良い。片付け下手に最高!」「場所を移動する際も、必要資料をその都度出し入れしなくていいし、設置した瞬間仕事にスイッチが入る」「日本中で導入されている在宅勤務の困り事を解決する素晴らしい商品!自宅で集中して仕事できそう」などのコメントが寄せられました。
選考委員はこう見た!
文房具ライター・きだてたくさん「オン/オフの区切りが付けにくい、というのは在宅ワーカー共通の悩み。こういうツールを使えばストレスが減らせるかも? というのは、もっと広く知られるべきでは。A4サイズにまでたためて収納に困らないのもいいですね」
また、古川耕さんは同商品を古川耕賞に選出。
ライター/放送作家・古川耕さん「コロナ禍の真っ直中にある“今”を象徴する文房具でしょう。突然の在宅ワークに戸惑う人々を助ける『自宅に仕事場をつくる文房具』。精神的効果も大きいと思います」
ビジネス書作家・美崎 栄一郎さん「今どきのフリーアドレス時代、テレワーク時代向きのモバイルアイテム。小心者の私には、使うのに少々勇気がいりますが」
一方、菅未里さんはこの後に発表する2位・3位もカウネットの製品が占めたことを、こう分析しています。
文具ソムリエール・菅未里さん「日頃から痒いところに手が届く商品を発売し続けていた企業姿勢が、この非常時にも頼られる存在となって、上位を占めたと考えられます。最新に限らなければカウネットの商品で埋まっていたのではないでしょうか。今後も目が離せません」
■第2位
カウネット「テレワークバッグ」
仕切りになって手元を目隠し! 携帯性に優れたポーチ
口を開けてL字に立てると仕切りになるツールバッグ。手元を隠せるため、周りに人がいる環境でも作業がしやすい。マチ付きでサイズのわりに収納力が高く、仕事ツールをまとめて持ち運べる。2990円(税込)、6月中旬発売予定。
伸縮素材のポケットできれいをキープ
■第3位
カウネット「1日分のゴミ袋 貼るタイプ/置くタイプ」
立つ・貼れる袋でゴミを捨てに行く時間を削減!
フリーアドレスオフィスなど、個人用のゴミ箱がない場所で活躍する使い捨てのゴミ袋。自立する「置くタイプ」と、デスクなどにぶら下げるためのシールが付いた「貼るタイプ」がある。どちらも30枚入り。各207円(税込)
ゴミが視界に入らず空間になじみやすい
■第4位
LIHIT LAB.「HINEMO スタンドポーチ」
パーテーションやインナーバッグになる自立するポーチ
L字に広げると自立してパーテーションに、ポケットの付いた面を外側にしてファスナーを閉じればインナーバッグにもなるポーチ。3サイズあり、Lサイズのみ外側に持ち手が付いている。2970円(S)、3630円(M)、4345円(L)(すべて税込)
■第5位
ナカバヤシ「ori-pact バッグスタンド」
コンパクトにたためるスタンドで直置きを防止!
折りたたみ式のかばん置き。使わないときはA4サイズ、厚さ7㎜の板状になる。フックなどに引っかけられる穴が空いているため、ロッカーなどに吊り下げての保管も可能だ。耐荷重は3㎏。2640円(税込)
総合・各部門の発表はこちらから
【総合結果】
大賞・準大賞〜第5位・選考委員特別賞今年はモチベーションを上げることで仕事をはかどらせる、“使って楽しい文房具”がナンバーワンに輝いた。
https://getnavi.jp/stationery/496518/
【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具部門働き方改革の波を受け、ここ数年で一気に増えたテレワークとフリーアドレス。文房具業界でも、それらの働き方をより快適化するアイテムが続々と登場しています。10商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
【トレンド部門】
勉強がはかどる! 学生応援文房具部門学生の間で勉強道具の写真をSNSにあげる「#勉強垢」がブーム。それに伴いユニークな勉強グッズも増えています。資格試験の勉強など、大人が使える商品も豊富。11商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496532/
【機能部門】
書く・消す 部門「ジェットストリーム」や「MONO」といった鉄板ブランドに新モデルが続々登場。その一方でグリップを巻くシャープペンなど、ユニークなアイデアが光るアイテムも現れました。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496535/
【機能部門】
記録する 部門「携帯性」と「カスタマイズ性」がキーワード。A4の紙をA5サイズで持ち運べるアイテムや、人気ノートのカスタマイズモデルの登場は大きなトピックでしょう。12商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496537/
【機能部門】
収納する 部門ペンケースに壁面収納、書類ファイルなどバラエティに富んだラインナップ。16点中6点を占めるペンケースは、高い収納力以外にも価値を持つアイテムが目立ちました。16商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496539/
【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門商品ジャンルがバラけた本部門。指が刃に触れない開梱カッターや、剥離紙を剥がす必要のない両面テープ、ゼムクリップ留め機など、ありそうでなかった商品が11商品ノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496541/
【機能部門】
分類する・印をつける 部門機能性とデザイン性を両立したアイテムが豊富。他部門に比べ女性向けのアイテムが多く、ビジュアルにこだわった、使っていて気分の上がるアイテムも目立ちました。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496543/